健康用語WEB事典

ABCタンパク質(ATP-binding cassette protein)

ATP加水分解によって得られるエネルギーを利用して、主に細胞内から細胞外へ低分子化合物を輸送する一次性能動輸送体ABCトランスポーターとも呼ばれる。*1

微生物からヒトまでほとんどの生物のすべての細胞に存在し、ヒトでは49種類のABCタンパク質が確認されており、ABCAからABCGまでの7つのサブグループに分類される。*2

有害物質の侵入防止やグルコース濃度の維持、コレステロール恒常性維持などの役割を持ち、その異常は様々な疾患の原因となる。*3

ABCタンパク質は膜結合ドメインとそれに続くATP結合ドメインを持ち、フルサイズとハーフザイズが存在する。

*1消化管吸収とトランスポーター 立命館大学情報理工学部 生命情報学科 藤田卓也: http://www.phs.osaka-u.ac.jp/homepage/yaku/sotugo/pdf/h19_04_0.pdf
*2富山大学大学院医学薬学研究部 分子細胞機能学研究室 ABCトランスポーター研究の新展開: http://www.pha.u-toyama.ac.jp/cellbiol/lab/naiyou.html
*3ABC蛋白質の生理的重要性と分子メカニズムの解明: http://www.biochemistry.kais.kyoto-u.ac.jp/kenkyuugaiyou/ABC/ABC.html

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このページの最終更新日時: 2018-08-20 (月) 07:09:35