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生体膜に存在する酵素。ATPアーゼとも。イオンポンプとして働く。*1
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胃酸分泌抑制剤の一種。胃壁細胞の酸分泌機能の最終段階にあたるプロトンポンプ(H/K-ATPase)のカリウムイオン取り込みを阻害することで胃酸分泌を強力に抑える。逆流性食道炎を含めた上部消化管諸症状に対して効果を持つが、長期内服がピロリ菌除菌後に発症する胃がん発症リスクを高めることが報告されている。-ボノプラザンタグ:
消化性潰瘍や逆流性食道炎に対する治療薬。商品名はタケキャブ。H+/K+-ATPaseを阻害するカリウムイオン競合型アシッドブロッカー。強塩基性であり、胃壁細胞の酸生成部位に長時間残存して胃酸生成を抑制する。タグ:
水素イオン(プロトン、H+)を輸送するイオンポンプ。胃において胃酸の成分である塩酸を構成するイオンとなるプロトンを輸送する。H+/K+-ATPaseとも表記される。100万倍以上の濃度勾配に逆らってプロトンを膜を隔てた胃の管腔側へ分泌する。このプロトンの分泌を維持するには、細胞内へカリウムイオンを供給することが必須。タグ:
エンドソーム膜が膜輸送される際に、生体膜の変形や分裂を促進する機能を持つATPase。タグ:
白癬やカンジダ症、癜風に対する抗菌薬。真菌の細胞膜の透過性に関与する物性の変化及び細胞膜結合性ATPase活性の変化を促すとされる。商品名はエクセルダーム。タグ:
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