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生体膜に存在する酵素。ATPアーゼとも。イオンポンプとして働く。*1
関連する用語
白癬やカンジダ症、癜風に対する抗菌薬。真菌の細胞膜の透過性に関与する物性の変化及び細胞膜結合性ATPase活性の変化を促すとされる。商品名はエクセルダーム。タグ:
SERCAのひとつ。心筋筋小胞体のカルシウムイオン取込みに関わるATPase。
RNAウイルスが細胞に感染した場合に、その細胞内に現れる二本鎖RNAの立体構造を認識する、細胞質内の受容体タンパク質。ヘリカーゼドメインでRNAに結合し、ATPase依存的にdsRNAの分子内構造変化を誘導し、N末端のCARDドメインを下流のシグナル伝達分子と結合させ、IRF3とNF-κBの活性化を誘導する。二本鎖RNAを認識後、Ⅰ型インターフェロンを分泌する遺伝子を起動してウイルスの活動を抑えたり、MHC遺伝子の発現を促進して樹状細胞を活性化させたりといった作用を発揮する。…
帯状疱疹の治療薬。商品名はアメナリーフ。ヘルペスウイルス(水痘帯状疱疹ウイルス)のヘリカーゼ・プライマーゼ複合体のDNA依存的ATPaseやヘリカーゼ、プライマーゼの活性を阻害することによりDNA複製を阻害する。
生体内における酵素とは、化学変化において触媒の働きをするタンパク質を指す。生体触媒とも呼ばれる。触媒はそれ自身は変化せず、他の物質の化学反応を促進する。具体的には、化学反応に必要なエネルギー(活性化エネルギー)を下げて、反応の速さを数百万~数億倍にする。食品の発酵も酵素の働きによるものであり、酵母(ギリシャ語では zyme)の中(ギリシャ語では en)で発酵が起きることから酵素(enzyme)と名付けられた。酵素の中には、他の酵素と結合して複合体として働くものもある。例えばク…
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