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ジヒドロフラビンアデニンジヌクレオチド。FADの還元によって生じる。*1
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細胞質で生じたNADHをミトコンドリア内膜を通過できる形に変換してミトコンドリア内へ取り込むための代謝回路のひとつ。筋肉や脳で行われる。NADHはFADH2に置き換わる。この変換は細胞質およびミトコンドリアに存在するグリセロール-3-リン酸デヒドロゲナーゼによって、グリセロール-3-リン酸とジヒドロキシアセトンリン酸が代謝されることを介して行われる。
炭素数16の飽和脂肪酸。生体内に最も多く存在する。パルミトイルCoAに変換され、7回のβ酸化によって8分子のアセチルCoAと7分子のFADH2、7分子のNADHが生成される。これらから最終的には106分子のATPが得られる(129分子とする文献もある)。7分子のNADHおよびFADH2と、8分子のアセチルCoAが作られます。アセチルCoAはさらにクエン酸回路に入り、NADH、FADH2、GTPが生成されます。これらが電子伝達系を経て生成されるATPは、最終的に131分子となり…
ミトコンドリアにおけるβ酸化の最初の反応を触媒するデヒドロゲナーゼ。FADを補酵素とするフラビン酵素。アシルCoAデヒドロゲナーゼによって、アシルCoAのα位とβ位の炭素に結合している水素が1個ずつ離脱(酸化)し、アシルCoAが二重結合を得てエノイルCoA(トランス-Δ2-エノイルCoA)になると同時にこれらの水素がFADに渡されてFADH2ができる。
ビタミンB2の活性型のひとつ。フラビンアデニンジヌクレオチド。リボフラビンにアデノシン二リン酸が結合した有機化合物。クエン酸回路におけるエネルギー産生や脂肪酸のβ酸化に必要。
呼吸鎖の一部。解糖系とクエン酸回路から送られてきた水素と酸素を用いてATPと水を合成する反応系。電子伝達系は複合体Ⅰから複合体Ⅳによって行われる、ミトコンドリア内膜のタンパク質や補酵素間で電子のやり取りが起こる過程。-複合体Ⅰ(NADH-CoQレダクターゼ)-複合体Ⅱ(コハク酸-CoQレダクターゼ)-複合体Ⅲ(CoQ-シトクロムCオキシドレダクターゼ)-複合体Ⅳ(シトクロムオキシダーゼ)ミトコンドリアのクリステで行われる反応。反応の概要は以下の通り。ユビキノン(コエンザイムQ…
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