SGLT1(sodium-dependent glucose cotransporter 1)

SGLTナトリウム依存性グルコース輸送体)のひとつ。遠位尿細管小腸(上部)に発現し、グルコースなどのピラノース環の2位の位置にヒドロキシ基(またはそれに類似する原子団)を持つのみを特異的に吸収するトランスポーター*1*2

SGLT1変異グルコース・ガラクトース吸収不良症の原因となる。*3

心筋にも発現し、心筋症の患者ではその発現量が増加していることが知られている。虚血時にはSGLT1の活性化を介した細胞カルシウムの過負荷が引き起こされ、興奮伝導速度を低下させて心室性不整脈頻脈性不整脈)を発生させる可能性が示唆されている。*4

*1グルコースを巡る諸問題 東北大学サイクロトロン・RIセンター核医学研究部 山口慶一郎: http://www.cyric.tohoku.ac.jp/publications/news/No.30/30-5.html
*2消化管ナトリウム・グルコース共輸送体1(SGLT1)のグルカゴン様ペプチド-1分泌における役割、及び2型糖尿病治療におけるSGLT1阻害の意義に関する研究 [論文内容及び審査の要旨] : HUSCAP: https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/69373
*3桑原宏永先生 テーマ抄読会「りんごは、実をかじるな!!~新しい糖尿病薬のお話~」: http://www.med.nagasaki-u.ac.jp/intmed-1/case/data/2010/syoudoku_20101126.pdf
*4KAKEN — 研究課題をさがす | 心室性不整脈の発生におけるSGLT1の活性化の関与 (KAKENHI-PROJECT-24590326): https://kaken.nii.ac.jp/en/file/KAKENHI-PROJECT-24590326/24590326seika.pdf

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このページの最終更新日時: 2019-01-30 (水) 13:04:22