シアル酸
糖鎖(糖タンパク質やオリゴ糖など)の非還元末端に局在する酸性の九炭糖の総称。ノイラミン酸を骨格とするアシル化誘導体。N-アセチルノイラミン酸やN-グリコリルノイラミン酸、デアミノノイラミン酸などがあり、カルボキシル基に起因する負電荷を持つ。
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糖鎖(糖タンパク質やオリゴ糖など)の非還元末端に局在する酸性の九炭糖の総称。ノイラミン酸を骨格とするアシル化誘導体。N-アセチルノイラミン酸やN-グリコリルノイラミン酸、デアミノノイラミン酸などがあり、カルボキシル基に起因する負電荷を持つ。
4-メチルウンベリフェリルシアル酸を参照。
シアリダーゼの高感度な蛍光性基質として使用されるシアル酸。4-メチルウンベリフェリル-N-アセチルノイラミン酸(4MU-NeuAc)とも。
膵臓がんや胆管がん、胆嚢がん、胃がん、大腸がんなどの腫瘍マーカー。
B細胞抗原受容体(BCR)を介するシグナル伝達を負に制御することにより、CD72と同様にB細胞の活性化を制御する膜型レクチン分子。シグレック2とも。
白血球表面に存在する糖タンパク質。細胞外領域が長く、多数のシアル酸を有するシアロムチン。マントル細胞リンパ腫などB細胞性リンパ腫に発現が見られる。
シアル酸を構成するノイラミン酸の誘導体のひとつ。
シアル酸を構成する、ノイラミン酸の誘導体のひとつ。
神経系の細胞に発現する細胞接着分子(糖タンパク質)。神経細胞接着分子とも。
セレクチンファミリーに属する膜タンパク質のひとつ。血小板のα顆粒膜と血管内皮細胞のバイベル・パラーデ小体に発現する。CD62Pとも。
α2,6-シアル酸の合成に関わる糖転移酵素。細胞内のゴルジ体に存在し、シアル酸を糖鎖の末端にあるガラクトースにα-2,6結合の様式で転移する。
ウリジン二リン酸とN-アセチルグルコサミンが結合した有機化合物。UDP-GlcNAcやウリジン二リン酸-N-アセチルグルコサミンとも呼ばれる。分子式は C17H27N3O17P2
α-2,6結合とは、糖鎖のシアル酸がガラクトースなどの糖残基と結びつく際のグリコシド結合様式のひとつであり、シアル酸の2位の炭素とガラクトースなどの6位の炭素が酸素原子を介して結合したものを指す。
GNEミオパチーで不足したシアル酸を補うための経口投与可能な薬剤として開発されたシアル酸の一種。
オルソミクソウイルス科のエンベロープを持つRNAウイルス。インフルエンザを引き起こす。
血管内皮細胞の内膜面に存在する、0.5〜3μmの糖鎖の層。糖タンパク質やグルコサミノグリカン、プロテオグリカンによって構成される。物質の選択的透過や濃度調節、物理的刺激の伝達経路などの役割を持つ。
糖鎖の非還元末端からシアル酸を分離させるエキソ型の酵素。Neu5Ac2enによって酵素活性が弱く阻害される。ノイラミニダーゼとも呼ばれる。
シアリダーゼの欠損による疾患。尿中のシアル酸が増加する。
マウスの骨髄に常駐しているマクロファージの細胞表面にある185kDaの分子として同定された1型膜タンパク質。リンパ節と脾臓に高発現する。シグレック1とも。
リンパ器官(脾臓やリンパ節)の一部のマクロファージに発現するレクチン。造血細胞に発現するシアル酸に結合する。
シアル酸を含む糖。シグレックによって認識される。
末端糖残基にシアル酸を持つ糖タンパク質(酸性ムコ多糖) 。胃底腺の一部に存在する。
主に免疫系に発現する受容体型レクチンのファミリー。シアル酸を含む糖鎖(シアログリカン)を認識し、自己と非自己を区別して免疫細胞の活性化を抑制することにより、それによる自己免疫を防ぐ役割を持つとされる。
シグレックのひとつ。免疫細胞表面のシアル酸に結合するとすることで、その免疫細胞の機能を抑制する作用を持つ。
ニジマスの未受精卵から発見されたシアル酸。
単糖類のひとつ。シアル酸の骨格となる。
シアル酸の重合体。神経細胞やグリア細胞におけるNCAM上に存在し、脳の発達に関わる。
スフィンゴ糖脂質のひとつ。
カルボキシル基を持ち酸性を示す糖。シアル酸など。