骨
体の骨格を作る、白色の硬い器官。成人の体には、骨格を作る206個の骨が存在し、体重の約25%を占める。新生児には約350個の骨が存在するが、いくつかは成長に伴い結合して一つの骨になる。
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体の骨格を作る、白色の硬い器官。成人の体には、骨格を作る206個の骨が存在し、体重の約25%を占める。新生児には約350個の骨が存在するが、いくつかは成長に伴い結合して一つの骨になる。
核医学検査のひとつ。骨に対して行うシンチグラフィ。
高齢者に起こる、国内では稀(2.8/100万)な骨の疾患。欧米では骨粗鬆症に次いで多い。
骨ページェット病
骨代謝(bone metabolism) 骨代謝回転を参照。
破骨細胞と骨芽細胞による古い骨の破壊(骨吸収)と新しい骨の形成(骨形成)のサイクル。リモデリングとも呼ばれる。
骨化(ossification) 骨形成を参照。
ハバース管とその周囲を取り囲む骨層板(ハバース層板)および骨小腔内の骨細胞の総称。オステオンやハバース系とも呼ばれる。
骨膜に存在し、骨芽細胞に分化する細胞。
破骨細胞によって古い骨が壊されること。
骨組織において、骨細胞間を満たす物質。骨における細胞外基質。
臨床医学および整形外科手術において、骨孔は靭帯や腱などの軟部組織を骨に固定するため、あるいは骨の移植や固定を行うために意図的にドリルなどの医療機器を用いて作成される通路を指すことが多い。
骨の中に存在するカルシウムやマグネシウムなどのミネラルの量のこと。
骨小腔内の骨細胞が伸ばす、他の骨細胞と連絡するための長い突起。骨細管とも。
骨の緻密質(ハバース層板の境界部分)に存在する空間。骨細胞が存在する。
緻密質を構成する以下4種類の骨の層の総称。
長骨における軸となる部分。両端に骨端がある。骨幹との境界には骨端軟骨がある。
長骨における骨幹と骨端の間。骨幹端と骨端の間には成長板がある。
骨の強度。骨強度は骨密度70%、骨質30%で決まると考えられている。
骨芽細胞による骨の形成のこと。骨化や骨添加とも。
物理的な衝撃によって骨が折れること。
レントゲン写真において骨折部位に映る線。骨折の種類によっては明確な線とならない場合がある。また、小児では骨端線と誤診されることもある。
骨格とは、ヒトをはじめとする多細胞動物において、身体を支持し、内臓を保護し、筋肉の作用によって運動を行うための構造体をいう。
間葉系幹細胞の一種。骨組織に存在し、自己複製能力と骨格系細胞への分化能力を併せ持つ。
骨格筋は横紋筋に分類される、筋線維が平行に配列・集合した人体最大の筋肉組織。意志で動かすことができる。厳密には骨格に付着する筋肉を指す。骨格筋の端は腱となっており骨膜に繋がる。
骨組織や軟骨組織によってできる身体の支柱。
骨の海綿質の網目構造を構成する小さい骨。内部から骨全体の表面(皮質骨)を支える役割を持つ。
骨の血流が途絶することによって骨が壊死する病態。
関節周辺にできる棘状の骨。破壊された骨軟骨が修復される際に、増殖した骨軟骨が棘状に変形したもの。変形性関節症で確認される。
骨添加(addition of bone)
骨皮質 皮質骨を参照。
左右に1つずつの寛骨と、脊椎の仙骨、尾骨から成る骨。
骨盤帯
骨盤底とは、骨盤の最下部に位置し、ハンモック状あるいは漏斗状に連続して骨盤内臓器を下方から支える筋群、筋膜、靭帯などの総称である。
骨盤の底に存在する複数の筋肉。
女性の骨盤の底に存在し、骨盤内の臓器(膀胱、子宮、直腸)を支えるハンモック状に張られた筋肉。
骨盤の痛み。女性の生理時以外の腰痛や下腹部痛などを指す場合もある。
骨盤に存在する副交感神経。下部尿路を制御して排尿に関わる。
女性の骨盤内の臓器(膀胱、子宮、直腸、小腸)が骨盤底筋群で支えられず膣を通って脱出する現象。出産後の女性の約半数が生涯のうち発症するとされるほど起こりやすい。最も多いのは膀胱の脱出。性器脱や俗になすびとも。
全身の骨が硬くなる現象。骨硬化性疾患の症状。骨の増加も起こる。骨硬化症とも。
骨硬化が起こる疾患の総称。
大理石骨病の一種である骨硬化性疾患。常染色体劣性遺伝疾患のひとつ。
骨硬化症
長骨の端の部分。骨幹との境界には骨端軟骨がある。
骨が成長する部分。思春期後半に骨端線は閉鎖(活動を停止)し、成長ホルモンによる骨の長軸方向への成長は起こらなくなる。通常、男子では18歳、女子では16歳前後に骨端線は閉鎖する。
子どもの長骨の端にある軟骨。骨端軟骨が増えて骨が伸びること(軟骨内骨化)で手足が長く成長する。成長軟骨や成長板(成長板軟骨)とも。
骨が弱くなり骨折しやすくなる病気。主に加齢に伴い骨のカルシウムが減少することが原因となる。
骨や軟骨の発生や発達の過程に問題を生じ、全身の骨格の形態や構造に系統的な異常を来たす疾患の総称。
骨細管 骨小管を参照。
骨芽細胞の最終分化段階の細胞。骨を構成する細胞の約90%を占める。
骨を形成している以下の成分からできる組織のこと。
骨線条症とは、骨の海綿骨内に多発する小さな骨硬化像を特徴とする、極めて稀な良性の先天性骨疾患である。
骨(軟骨)にできる肉腫。腫瘍の細胞が類骨や骨を形成するのが特徴の悪性腫瘍。特に10代に多い。70〜80%が膝周りに、次いで肩(上腕骨)に多く発生する。症状は痛みや腫れ。下肢にできると跛行の原因となる。
骨に発生する腫瘍。代表的な悪性の骨腫瘍は骨肉腫。
骨の緻密質を覆う膜。緻密質の外側(表面)を覆う骨膜を外骨膜、内側(脊髄側)を覆う骨膜を内骨膜と呼ぶ。
骨膜反応とは、何らかの刺激や病変によって骨膜の内層にある骨芽細胞が刺激され、骨の表面に新たな骨組織が形成される生体防御反応および修復機転のことである。 X線検査などの画像診断において、骨皮質の外側に異常な骨形成として視覚化される。
皮質骨外側の骨膜に存在する骨格幹細胞。骨芽細胞へ直接分化することで膜内骨化を司る。
骨の形成に関わる細胞。樹状細胞と同じ前駆体から分化する。
骨誘導因子 BMPを参照。
骨の強度に関わる要因のひとつ。骨密度以外の微細構造、骨代謝回転、石灰化、骨基質性状などのことを指す。