HEALTH WORDS / 用語解説
α-テルピネン
alpha-Terpinene
α-テルピネンとは、様々な植物の精油に含まれる天然のモノテルペン炭化水素の一種である。1
化学式はC10H16で表され、シクロヘキサジエン環構造を持つ有機化合物である。1
常温では無色から淡黄色の液体であり、特有の柑橘類やハーブのような香りを有している。1
自然界においては、カルダモンやマジョラム、ティーツリー、ユーカリなどの精油の構成成分として広く存在している。1
生物学的な性質として、α-テルピネンは様々な薬理作用を示すことが知られており、特に抗酸化作用や抗炎症作用に関する研究が行われている。2
また、植物由来の天然物として、微生物に対する抗菌作用や抗真菌作用を示すことも報告されている。2
香料工業や化粧品分野においては、その芳香特性を活かして香水や石鹸などの着香料として利用されることがある。1
化学的反応性としては、共役二重結合を持つため酸化を受けやすく、長期間の保存においては光や熱によって変質しやすい性質を持っている。1
参考文献・出典
- PubChem: https://pubchem.ncbi.nlm.nih.gov/compound/7462 ↩1 ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6
- PubMed: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22905090/ ↩1 ↩2