HEALTH WORDS / 用語解説
アンジオテンシン
angiotensin
血圧の上昇や心血管の組織障害を引き起こすペプチド。アンギオテンシンとも。1
血漿に含まれるアンジオテンシノーゲンに糸球体から血液中に分泌されたレニンが働きアンジオテンシンⅠが生成される。さらに、アンジオテンシン変換酵素(ACE)によってアンジオテンシンⅠがアンジオテンシンⅡとなる。
アンジオテンシンの受容体の阻害によって、骨格筋のミトコンドリアの機能が増加することが報告されている。
ARB の本来の作用であるアンジオテンシンⅡタイプ1受容体阻害によっても mtDNA が増加することはすでに報告されているが,最近アンジオテンシンⅡタイプ2受容体アンタゴニストが PGC-1α を介して骨格筋ミトコンドリア機能を賦活化させることが報告された.このことは以前より知られている ACE 阻害薬の骨格筋量増加作用をサポートする知見である.2
参考文献・出典
- 名城大学薬学部 薬品作用学研究室 アンギオテンシン・ブラジキニン: http://www-yaku.meijo-u.ac.jp/Research/Laboratory/chem_pharm/09jugyou/5.angiotensin.pdf ↩
- サルコペニアにおける骨格筋ミトコンドリア機能と Myokine の意義 杉本研: https://www.jstage.jst.go.jp/article/geriatrics/49/2/49_199/_pdf ↩