HEALTH WORDS / 用語解説
スフィンゴミエリン
sphingomyelin
セラミドの1位のヒドロキシ基にホスホコリンがエステル結合したスフィンゴリン脂質。哺乳類の細胞のリン脂質の5〜10%を占める。1
髄鞘(ミエリン鞘)を構成する主成分。髄鞘形成促進作用を持ち、母乳にも豊富に含まれる。体内に存在するスフィンゴ脂質の約85%を占める。23
肉や魚、乳、鶏卵など動物由来の食品に広く含まれる。鶏が多くのスフィンゴミエリンを持つため、実験用に入手しやすい。4
スフィンゴミエリンというリン脂質の一種が鶏には大量に存在しています。スフィンゴミエリンには皮膚や脳に良い効果をもたらす力があるので、これを利用して、筆者らは高脂血症、糖尿病、アトピーに効く食品の開発も行いました。5
参考文献・出典
- 生物活性化合物の構造修飾-7 スフィンゴ脂質類縁体の合成と生物活性 東京薬科大学 薬学部 助教授 横松力 教授 渋谷皓: https://www.kanto.co.jp/times/pdf/CT_188_2.pdf ↩
- KAKEN — 研究課題をさがす | スフィンゴミエリンの未熟児における脳・神経発達に及ぼす影響の検討 (KAKENHI-PROJECT-16591054): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-16591054/ ↩
- 痛みと鎮痛の基礎知識 - Pain Relief ー脂質: http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/subs-lipid.html#sphingomyelin ↩
- 明治大学農学部研究報告 食事性グルコシルセラミドによる皮膚バリア機能の改善と大腸炎の緩和・抑制 川田実生 浅沼成人: https://m-repo.lib.meiji.ac.jp/dspace/bitstream/10291/17936/1/nogakubuhokoku_65_4_83.pdf ↩
- ブックマン社 藤野武彦 馬渡志郎 片渕俊彦 認知症はもう不治の病ではない! 脳内プラズマローゲンが神経細胞を申請する(2015/10/10) ↩