HEALTH WORDS / 用語解説
トランスフェリン
transferrin
鉄と結合する血漿タンパク質。トランスフェリン1分子は2原子分の鉄と結合し、体内で鉄の運搬体として働く。1
細胞はトランスフェリン受容体1(TfR1)を介して、細胞内に鉄を取り込みフェリチンで蓄える。2
卵巣がんに関わることが報告されている。
卵胞液に含まれる鉄イオン輸送タンパク質トランスフェリンが卵管上皮細胞でのDNA損傷に関与することを発見しました。この研究成果は、生体活動の維持に必須のタンパク質であるトランスフェリンがDNA損傷を引き起こすことを証明した重要な報告であり、いまだ不明な点が多い卵巣がん発癌機構の解明に寄与することが期待されます。3
参考文献・出典
- 岡山大学 トランスフェリン,Tf(transferrin): https://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/denkai/tf.htm ↩
- 鉄代謝について | 京都大学大学院 医学研究科 細胞機能制御学: http://mcp.med.kyoto-u.ac.jp/research/fe-about/ ↩
- 2015年11月11日 東北大学 大学院医学系研究科 卵胞液成分による DNA 損傷誘導メカニズムの解明 卵巣がん発生にトランスフェリンが関わる可能性を発見: https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20151111_02web.pdf ↩