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HEALTH WORDS / 用語解説

ピロカルピン

pilocarpine

緑内障に対する点眼薬や眼軟膏の有効成分。縮瞳や調節痙攣が起こる。シェーグレン症候群や放射線治療に伴う口腔乾燥症の治療薬ともなる。商品名はサンピロやサラジェン。12

ピロカルピンの化学構造

点眼により速やかに眼内に移行し、副交感神経支配の瞳孔括約筋に直接作用してこれを収縮させることで縮瞳が起こる。また、毛様体筋を収縮させることにより線維柱帯が広がり、房水流出が促進され、眼圧が下降する。3

ラットに対する腹腔および脳室へのピロカルピンの投与では、唾液腺の腺房細胞に作用することで唾液の分泌を促進すると同時に、中枢神経のムスカリン受容体のアゴニストとなり口渇を誘発することが報告されている。また、血圧低下や徐脈を引き起こすとされる。4

参考文献・出典

  1. 旭川医科大学 塩酸ピロカルピン「ホエイ」: http://www.asahikawa-med.ac.jp/hospital/pharmacy/db/medis/1/1312700X1055.html ↩
  2. サラジェン錠5mg: https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2399013F1021_1_10/ ↩
  3. *サンピロ点眼液0.5%/ *サンピロ点眼液1%/ *サンピロ点眼液2%/ *サンピロ点眼液3%/ *サンピロ点眼液4%: http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1312701Q1063_1_03/ ↩
  4. KAKEN — 研究課題をさがす | 催唾剤ピロカルピンによる口腔乾燥感誘発のメカニズム (KAKENHI-PROJECT-20592178): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-20592178/ ↩