HEALTH WORDS / 用語解説
プロスタグランジンE2
prostaglandin E2 : PGE2
プロスタグランジンのひとつ。プロスタグランジンH2からPGESの作用によって生成される。12
炎症を引き起こし、痛みや発熱を増強する。視床下部の体温調節中枢に作用して体温を上昇させる作用を持つ。マクロファージから分泌される。この分泌にはOATP2A1が重要。3
がんにおいてPGE2の産生が亢進すると、免疫やアポトーシスの抑制、血管新生などが起こり、がん細胞の増殖および進展に有利な状況をもたらすとされる。4
プロスタグランジンD2とは逆に、覚醒を促す作用を持つ。5
参考文献・出典
- 細胞質型プロスタグランジンE2合成酵素 中谷良人 昭和大学薬学部衛生薬学: http://www.showa-u.ac.jp/sch/pharm/showa_jour_pharm/back_number/frdi8b000000i5nq-att/3-1_Yoshihito_Nakatani.pdf ↩
- 抗プロスタグランジンE2薬の脳梗塞治療薬としての可能性 脳虚血障害におけるプロスタグランジン E2 合成酵素ならびに EP 受容体の役割 松尾由理: https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/144/3/144_110/_pdf ↩
- 金沢大学 発熱反応の分子スイッチを発見 輸送体による脳内 PGE2濃度調節機構を解明: https://www.kanazawa-u.ac.jp/wp-content/uploads/2018/05/180523-1.pdf ↩
- 京都産業大学学術リポジトリ 腫瘍形成におけるムチンの生物学的意義 中田博 京都産業大学工学部生物工学科: https://ksu.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=2568&item_no=1&page_id=13&block_id=21 ↩
- 睡眠覚醒調節の分子機構|研究内容|裏出研究室|筑波大学|国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS): http://urade.wpi-iiis.tsukuba.ac.jp/ja/research/mechanism.php ↩