HEALTH WORDS / 用語解説
プロスタグランジン
prostaglandin : PG
このページの目次
エイコサノイドのひとつ。プロスタグランディンと表記される場合もある。
必要に応じてリン脂質からホスホリパーゼA2によって遊離されたアラキドン酸から、シクロオキシゲナーゼの働きによって生成される脂質(アラキドン酸カスケード)。1
PGは,ヒスタミンのように細胞内顆粒に貯留されて刺激により放出されるわけではなく,細胞膜の構成成分であるアラキドン酸として蓄えられており,細胞が何らかの刺激を受けたときに必要に応じてアラキドン酸から生合成される。2
当初は子宮を収縮させる物質として精液中から発見された。この物質が前立腺(prostate gland)で作られるとしてPGと命名されたが、後に身体の様々な細胞から産生されることが明らかとなった。3
胃の粘膜を保護する作用を持つ。中枢神経系では発熱や痛覚過敏、病的睡眠を引き起こしたり、ACTHなどの神経内分泌を促進する。4
プロスタグランジンの種類
PGは単一の物質ではなく,PG類,トロンボキサン(TX)類,ロイコトリエン(LT)類の3つに大別される物質の総称である。5
アラキドン酸はシクロオキシゲナーゼによりPGG2に、さらに同じ酵素の持つペルオキシダーゼ活性によりPGH2に代謝される。
参考文献・出典
- 姫路獨協大学|学部・学科案内|薬学部|医療薬学科|プロスタグランジンについて: http://www.himeji-du.ac.jp/faculty/dp_pharm/pharm/ph3/zu/zu_01.html ↩
- COX-2阻害薬と腫瘍性疾患 森崇 岐阜大学応用生物科学部獣医臨床腫瘍学: https://www.animalhospital.gifu-u.ac.jp/seminar/pdf/file013_01.pdf ↩
- 臨床リウマチ医のための基礎講座 プロスタグランジン 川合眞一: https://www.jstage.jst.go.jp/article/cra/24/1/24_88/_article/-char/ja ↩
- 京都大学大学院薬学研究科 生体情報制御学分野 杉本准教授 研究内容: http://www.pharm.kyoto-u.ac.jp/physchem/sugimoto_work.html ↩
- COX-2阻害薬と腫瘍性疾患 森崇 岐阜大学応用生物科学部獣医臨床腫瘍学 ↩