HEALTH WORDS / 用語解説
ベンゼン
benzene
最初に発見された芳香族化合物で、芳香族化合物を代表する化合物。ベンゼン環とも呼ばれる。分子式は C6H6
融点5.5℃、沸点80.1℃。独特の芳香を持つ。合成樹脂や薬品など様々な用途に使用される。1
ベンゼンは、1825年にファラデー(M. Faraday, 1791-1867)によって発見された。ファラデーは、当時照明用に天然ガスを生産していた工場から副生する油状物に注目し、これをくり返し注意深く蒸留することで、沸点 186°F(86°C)、融点 42°F(6°C)の純粋な液体を得た。2
通常、二重結合を持つ化合物は臭素と室温付近で容易に反応するが、ベンゼンはこの反応が起こらないほど安定的な化合物である。3
参考文献・出典
- ベンゼン - 環境省: https://www.env.go.jp/chemi/report/h15-01/pdf/chap01/02-3/60.pdf ↩
- 名城大学理工学部応用化学科 永田研究室 講義資料:有機化学Ⅱ 講義資料 第17回 芳香族性: http://www2.meijo-u.ac.jp/~tnagata/education/ochem2/2017/ochem2_17.pdf ↩
- 名城大学理工学部応用化学科 永田研究室 講義資料:有機化学Ⅱ 講義資料 第18回 芳香族化合物の反応(1): http://www2.meijo-u.ac.jp/~tnagata/education/ochem2/2017/ochem2_18.pdf ↩