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HEALTH WORDS / 用語解説

党参

Codonopsis pilosula

党参とは、主としてキキョウ科の多年草であるツルニンジンなどの根を基原とする生薬であり、伝統的な漢方医学において補気薬として用いられる植物由来の医薬品原料である。1

党参の基原植物としては主にコドノプシス・ピロスラ(Codonopsis pilosula)、コドノプシス・モルフォスラ(Codonopsis毛柳 Codonopsis pilosula var. modesta)、あるいはコドノプシス・タングデル(Codonopsis tangshen)などが挙げられ、これらはアジア大陸の山岳地帯や森林周辺などに広く分布している。2

生薬としての党参は、円柱状またはやや紡錘状を呈し、表面は黄褐色から灰黄色を帯び、特異な気と味を有することが特徴である。薬理学的および化学的研究においては、党参の根に含まれる成分として各種の多糖類、サポニン類、アルカロイド類、およびアミノ酸などが単離・同定されている。3

伝統医学および現代医学的な薬理作用の評価において、党参は消化器系の機能低下に対する補気健脾作用や、免疫系に対する調節作用、造血機能の改善などが期待されて応用されてきた。臨床的または実験室的な観察では、疲労感の軽減や免疫細胞の増殖反応に対する影響などが報告されている。4

参考文献・出典

  1. 第十八改正日本薬局方: https://www.pmda.go.jp/files/000244431.pdf ↩
  2. 中国薬典 2015年版 一部英訳版: https://www.pmda.go.jp/files/000219665.pdf ↩
  3. 日本生薬学会 薬用植物総合情報データベース: https://www.pharm.or.jp/aji/database/ ↩
  4. 国立医薬品食品衛生研究所 安全性情報: https://www.nihs.go.jp/osh/johoteiban/index.html ↩