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HEALTH WORDS / 用語解説

内向き整流カリウムチャネル

Inward-rectifier potassium channel

内向き整流カリウムチャネルとは、膜電位がカリウムの平衡電位よりも過分極した状態において、外向きの電流よりも内向きの電流をより容易に通す特性(内向き整流性)を持つイオンチャネルの総称である。1

内向き整流カリウムチャネルは、細胞の静止膜電位の維持や、興奮性細胞における活動電位の再分極相の制御などにおいて極めて重要な生理学的役割を担っている。1

このチャネルファミリーに属するタンパク質は、通常の膜電位範囲においては細胞質側から入ってきたマグネシウムイオンやポリアミンなどの分子によって孔が物理的にブロックされるため、カリウムイオンが細胞外へ流出しにくい構造的特徴を有している。2

細胞外のカリウム濃度が上昇した際には、膜電位の変動に応じて細胞内へのカリウム流入を促進するなど、組織のイオン環境の恒常性維持にも寄与している。1

参考文献・出典

  1. J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター: https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200907021670984950 ↩1 ↩2 ↩3
  2. Wikipedia: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E5%90%91%E3%81%8D%E6%95%B4%E6%B5%81%E3%82%ab%E3%83%AA%E3%82%a6%E3%83%A0%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%8d%E3%83%AB ↩