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HEALTH WORDS / 用語解説

基底側膜

Basolateral membrane

基底側膜とは、上皮細胞などの細胞において、基底膜側および隣接する細胞との接触面に位置する細胞膜の領域のことである。1

上皮細胞の細胞膜は、頂端膜(管腔側に面する膜)と基底側膜(基底膜や間質側に面する膜)の二つの主要なドメインに機能的および形態学的に分化している。2

この極性の分化は、細胞が物質の輸送や分泌などの方向性を持った機能を営む上で極めて重要な役割を果たしている。2

基底側膜には、ナトリウム・カリウムポンプ(Na+/K+-ATPase)などの様々なトランスポーターや受容体、チャネルが局在しており、細胞内外のイオン濃度の調節や栄養素の吸収において中心的な機能を担っている。1

また、隣接する細胞との間の接着装置である接着斑やデスモソームなどもこの領域に関連して存在し、組織の構造的な強度を維持している。1

参考文献・出典

  1. 命の母: https://www.kusuri-nayami.com/glossary/g293.html ↩1 ↩2 ↩3
  2. ライフサイエンス辞書: https://lsd-project.jp/cgi-bin/lsdsearch.cgi?key=%E5%9F%BA%E5%BA%95%E5%81%B4%E9%99%A4%E8%86%9C ↩1 ↩2