HEALTH WORDS / 用語解説
結合腕傍核
parabrachial nucleus
脳の橋に存在する神経核。腕傍核とも。外側結合腕傍核と内側結合腕傍核に分けられる。
呼吸や循環、体温、味覚、痛覚などの感覚情報が入力される事が知られている。また、孤束核を経由する求心性入力や扁桃体や視床下部へ投射する経路が存在し、自律神経系や情動の調節に関与することが示唆されている。1
暑さに関する情報を体温調節中枢へ直接伝える神経細胞が密集していることが確認されている。皮膚から伝わる暑さの情報は脊椎を経由して結合腕傍核へ伝達され、その情報を元に体温調節中枢が皮膚の血管を拡張したり、体内の熱の産生を抑制するための指示を出す。2
参考文献・出典
- 日本生理学会 感覚と自律機能の調節機構:橋結合腕傍核の機能と役割(S36): http://physiology.jp/wp-content/uploads/2015/03/Symposia_-20150301_-S36_-28-29.pdf ↩
- 暑さから身を守るための温度感覚の仕組みを解明 — 京都大学: http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2010/100427_2.htm ↩