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HEALTH WORDS / 用語解説

CH3ドメイン

CH3 domain

CH3ドメインとは、免疫グロブリンの重鎖にある定常領域を構成するドメインの一つである。12

ヒトの抗体や免疫グロブリンG(IgG)などのタンパク質分子において、重鎖の定常領域はいくつかのドメインに分割されて折りたたまれている。12

具体的には、IgG分子のFc領域はヒンジ領域、CH2ドメイン、およびCH3ドメインから成り立っており、CH3ドメインはFc領域の最もC末端側に位置している。2

このCH3ドメインは、抗体の生体内半減期を延長させる役割を持つ新生児Fc受容体(FcRn)との結合において極めて重要な役割を果たしている。2

また、CH3ドメイン同士の相互作用は、抗体の四次構造の安定化や、ホモ二量体の形成に深く関与している。2

近年のバイオテクノロジーや抗体医薬品の研究開発分野においては、このCH3ドメインのアミノ酸残基を人工的に改変することで、ヘテロ二量体の効率的な形成を促す技術などが広く応用されている。2

参考文献・出典

  1. KEGG MEDICUS: https://www.kegg.jp/medicus-bin/pathway_ja?map=hsa04660 ↩1 ↩2
  2. J-GLOBAL: https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200906024349382103 ↩1 ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6