HEALTH WORDS / 用語解説
免疫グロブリン
Immunoglobulin : Ig
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B細胞や形質細胞が生産する糖タンパク質。抗体とも呼ばれる。γ-グロブリン分画に含まれる。
Y字型のタンパク質で、Yの形の先端部分に病原体の抗原が結合する。抗原と1体1で結合して、それを無毒化する。12
免疫グロブリンの基本構造
出典: 技術評論社 桂義元 免疫はがんに何をしているのか? 見えてきた免疫のメカニズム 2016/12/25
どのクラスも、中央の2本の長いH鎖(重鎖)と、Y字の腕部分にある短いL鎖(軽鎖)が2本ずつの基本構造を持つ。抗原と結合する部分(Fab領域)は1つのVHと1つのVLで形成される。3
IgGは基本構造のまま存在するため単量体とも呼ばれる。
免疫グロブリンのクラス
| クラス | サブクラス | 血液中の濃度(mg/ml) | 補体結合 | 体外分泌 | 胎盤通過 |
|---|---|---|---|---|---|
| IgG | IgG1 | 9 | ☆ | ☆ | ☆☆☆ |
| IgG2 | 3 | ||||
| IgG3 | 1 | ||||
| IgG4 | 0.5 | ||||
| IgA | IgA1 | 3 | - | ☆☆☆ | - |
| IgA2 | 0.5 | ||||
| IgM | - | 1.5 | ☆☆ | ☆ | - |
| IgD | - | 0.03 | - | - | - |
| IgE | - | 0.00003 | - | ☆ | - |
クラスごとにH鎖のC領域の性質が異なり、産生される臓器や結合する抗原も異なる。どのクラスが作られるかは、B細胞が受ける、ヘルパーT細胞が分泌するサイトカインの種類によって制御される。3
クラスやサブクラスは動物種の各個体に共通でありアイソタイプと呼ばれる。