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HEALTH WORDS / 用語解説

Rho1

Rho1

Rho1とは、ショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)などの生物における低分子GTP結合タンパク質であるRhoファミリーの主要な遺伝子およびタンパク質の名称である。12

Rho1は、細胞骨格の動態制御、特にアクチンフィラメントの重合やミオシンの活性化を介したアクトミオシン収縮系の制御において中心的な役割を果たしている。12

細胞内において、Rho1は不活性型のGDP結合型と活性型のGTP結合型の間のサイクルを繰り返すことでシグナル伝達の分子スイッチとして機能する。12

この活性化制御には、グアニル酸交換因子(GEF)やGTPase活性化タンパク質(GAP)などの多様な制御因子が関与している。12

生物の個体発生過程において、Rho1は細胞分裂、細胞接着、細胞形態形成、および組織の形態形成に不可欠である。12

特に、受精卵の卵割や胚発生における上皮組織の陥入といったダイナミックな細胞運動の実行には、Rho1を起点とするシグナル伝達経路が深く関わっている。12

また、Rho1の機能異常は細胞周期の異常や細胞骨格の破綻を引き起こし、正常な発生や細胞死の制御に影響を及ぼすことが明らかにされている。12

参考文献・出典

  1. 京都大学大学院医学研究科・医学部 遺伝学教室: https://www.gen.med.kyoto-u.ac.jp/ ↩1 ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7
  2. 国立遺伝学研究所 日本語版FlyBase: https://flybase.nig.ac.jp/ ↩1 ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6 ↩7