HEALTH WORDS / 用語解説
U4-snRNA
U4 small nuclear RNA
U4-snRNAは、U6-snRNAと塩基対を形成してU4/U6 snRNPという複合体を構成し、さらにU5 snRNPと結合してU4/U6.U5 トリリボヌクレオプロテイン(tri-snRNP)複合体を形成する。1
スプライソソームのアセンブリ過程において、U4-snRNAはU6-snRNAを触媒活性のない前駆体状態として不活性に保持する「シャペロン」のような役割を担っている。1
プレmRNAのスプライシング反応が進行する直前の段階で、U4-snRNAはU6-snRNAとの結合を解離させられ、スプライソソームの活性中心から放出される。1
このU4/U6の解離により、U6-snRNAが活性化されて触媒機能を発揮し、イントロンの除去とエクソンの連結が行われる。2
真核生物の遺伝子発現におけるRNAスプライシング機構において、U4-snRNAはスプライソソームの空間的・時間的な活性制御に不可欠な分子である。1