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HEALTH WORDS / 用語解説

細胞核

cell nucleus

単に核と書かれる場合もある。細胞の中で最大の細胞小器官。1

大きさは約5μm。細胞核は1つ以上の核小体を含んでいる。

遺伝子を貯蔵する役割を持ち、リボソームの組み立てを行う。2

真核細胞の場合は、外膜と内膜からなる二重の膜(核膜)で覆われており、その外膜は粗面小胞体と連続し、内膜と外膜の間の空間は粗面小胞体の内腔と繋がっている。

細胞核は格納されているDNAによっても、物理的な衝撃に対する弾力を得ていることが確認されている。

本研究では、直径が髪の毛の百分の一ほど(〜1ミクロン)の細いガラス針を使ってヒト細胞の核を直接触り(図2A)、力を掛けたときの核のゆがみを観察することで、核の「強さ」を計測しました(図2B)。その結果、核は力に対抗するための「硬さ」と「弾性」を合わせ持っていることがわかりました。さらに、この弾性力は、これまで考えられてきた核の殻の構造だけでなく、収納されたDNA自体によっても生み出されていることがわかりました(図3)。これまで遺伝情報のメモリデバイスとみなされてきたDNAが、核の弾性を支えるバネの役割を演じているのです。3

参考文献・出典

  1. 生物学入門 細胞の構造: http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/pdf3/Chapt7.pdf ↩
  2. 秀和システム 生化学若い研究者の会 これだけ!生化学 ↩
  3. 共同発表:DNAは細胞のバネとしても働いている~「DNAの新たな役割」を提唱~: http://www.jst.go.jp/pr/announce/20170421/index.html ↩