アセトアミノフェン(acetaminophen) †
1873年にドイツで合成されたp-アミノフェノールの誘導体。解熱作用および鎮痛作用を持つ。APAPやパラセタモールとも呼ばれる。分子式は C8H9NO2
頭痛薬や解熱鎮痛薬として処方される。脳の中枢に作用する。商品名はカロナールなど。*1
解熱鎮痛薬として広く用いられるようになったのは、1949年にアセトアミノフェンがアセトアニリドやフェナセチンの活性代謝物であることが明らかになったことから。*2
副作用は非ステロイド系抗炎症薬に比べて弱いが、皮膚の痒み、嘔吐、肝臓や腎臓の障害、血球の減少などが報告されている。*3*4
*1アセトアミノフェンとNSAIDsの作用機序: http://www-yaku.meijo-u.ac.jp/Research/Laboratory/chem_pharm/mhiramt/EText/students/2010/ph1-10-1-2.pdf
*2歯薬療法 古くて新しい鎮痛薬アセトアミノフェン: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsotp/28/3/28_3_109/_pdf/-char/ja
*3東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター 田中栄一 関節リウマチの医療費に関する話題 センターニュース25号: http://www.twmu.ac.jp/IOR/center-news-all/576-centernews25.html
*4acetaminophen | C8H9NO2 - PubChem: https://pubchem.ncbi.nlm.nih.gov/compound/acetaminophen#section=Top
*2歯薬療法 古くて新しい鎮痛薬アセトアミノフェン: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsotp/28/3/28_3_109/_pdf/-char/ja
*3東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター 田中栄一 関節リウマチの医療費に関する話題 センターニュース25号: http://www.twmu.ac.jp/IOR/center-news-all/576-centernews25.html
*4acetaminophen | C8H9NO2 - PubChem: https://pubchem.ncbi.nlm.nih.gov/compound/acetaminophen#section=Top
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このページの最終更新日時: 2018-09-04 (火) 18:20:21