バソプレシン
腎臓での水の再吸収を促進するホルモン。ヒトにおいては主にアルギニンバソプレシンのことを指す。抗利尿ホルモン(ADH)やバソプレッシンとも。
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腎臓での水の再吸収を促進するホルモン。ヒトにおいては主にアルギニンバソプレシンのことを指す。抗利尿ホルモン(ADH)やバソプレッシンとも。
血管平滑筋に発現するバソプレシン受容体。バソプレシンが結合すると、末梢血管を収縮させて血圧を上昇させる。
腎臓に発現するバソプレシン受容体。尿濃縮による水分保持に関わる。
バソプレシンをリガンドとする受容体。以下の2つに分類される。
脳の視床下部に存在している、バソプレシンを放出する神経細胞。
バソプレシンが過剰に分泌されている状態。悪性腫瘍や呼吸器感染症、中枢神経系の感染症や脳出血、神経変性疾患、薬剤などが原因となる。悪性腫瘍では、小細胞肺がんによる異所性ADH産生腫瘍によるものが最も多い。
アルギニンバソプレシンを参照。
CA2とは、大脳皮質の海馬構造におけるCA1野とCA3野の間に位置する神経細胞層であり、アンモン角の組織学的な領域の一つである。
ニューロリギンのひとつ。オキシトシン、バソプレシンを産生する視床下核群の神経細胞に高発現する。NL4の機能喪失は自閉症の原因となる。
抑制性シナプスの神経伝達物質として働くアミノ酸。GABA(ギャバ)とも表記される。
アクアポリン2とは、主に腎臓の集合管主細胞の細胞膜に発現し、水の選択的な透過を担う膜タンパク質である。 バソプレシンの刺激を受けて細胞内小胞から頂端膜へ移動し、尿の濃縮と体内の水分保持において中心的な役割を果たしている。
哺乳類で見られるバソプレシン。単にバソプレシンと呼ばれることが多い。
オキシトシナーゼの一種。オキシトシンとバソプレシンを、N末端に位置し環状構造の形成に関与しているシステイン残基とその隣のチロシン残基との間で切断することによって不活化する。
バソプレシンV2受容体に選択的な親和性を持つペプチド系抗利尿薬。アルギニンバソプレシンの誘導体。商品名はミニリンメルト。
バソプレシンV2受容体に対するアンタゴニスト。商品名はサムスカ。
バソプレッシン バソプレシンのこと。
外傷や腫瘍、炎症などによってバソプレシンの生合成・分泌に関わる脳の部位(視床下部)に障害が起こることで生じる疾患。バゾプレシン分泌低下症とも呼ばれる。
体液の浸透圧調整とは、生体の恒常性(ホメオスタシス)維持の中核をなす生理的機構であり、細胞外液の溶質濃度および浸透圧を一定の狭い範囲内に維持するプロセスのことである。 生物が陸上生活適応や細胞機能の維持を行う上で不可欠な機能であり、主に視床下部、下垂体後葉、および腎臓の協調的な働きによって遂行される…
腎臓への血液量を増加させ、尿の生成を促す作用。カフェインやアルコール、テオフィリン、テオブロミン、マンニトールなどが持つ。
脳の視床下部前方の背側部において、第三脳室の壁の近くに存在する部位。
バソプレシンの分泌または感受性に異常が起こり、多尿や口渇、多飲などが現れる症状。
バソプレシンのこと。ADHとも表記される。
抗利尿ホルモン2型受容体とは、主として腎臓の集合管基底膜側に存在し、水の再吸収を調節するGタンパク質共役受容体である。
液性調節とは、生体の内分泌腺などから血液や組織液中に分泌されるホルモンなどの化学物質が、体液の流れを介して標的器官や細胞に運ばれることで、生体の機能を調節する仕組みのことである。
重さ約700mg、大きさ7~8mm、眉間の奥7cm前後に位置する脳組織。下垂体とも。脳の下面に下垂体茎と呼ばれる細い組織でぶら下がっているためこのように呼ばれる。
脳下垂体の後方に位置する部位。中脳の底から伸びる下垂体漏斗に繋がる。
脳弓下器官や終板脈管器官、延髄最後野など、血液脳関門を持たない脳の組織の総称。
脳室周囲器官のひとつ。この部分が障害を受けると水分・塩分摂取行動の制御やバソプレシンの分泌に異常が生じることが示唆されている。
腎臓でのバソプレシン(抗利尿ホルモン)に対する感受性が弱くなり、多尿や夜尿、新生児期には体重増加不良や発熱、嘔吐、便秘、痙攣などが起こる疾患。
視床下部に含まれる小核。視索前端部の背側に位置する。
補正カルシウム濃度が12mg/dLを超えた状態。がん患者の20~30%に発生する。