律速酵素
複数の化学反応が連続して起こる、ある一連の化学反応系において、その全体の反応速度を決定する要因になる最も進行の遅い反応(律速段階)を触媒する酵素。
HEALTH WORDS INDEX
健康・医学・生物学の用語を調べる。
複数の化学反応が連続して起こる、ある一連の化学反応系において、その全体の反応速度を決定する要因になる最も進行の遅い反応(律速段階)を触媒する酵素。
アラキドン酸から5-ヒドロペルオキシ酸(5-ヒドロペルオキシエイコサテトラエノール酸)を介してロイコトリエンA4を生成する反応を触媒するリポキシゲナーゼ。白血球(多形核白血球)やマクロファージに発現する。
イソチオシアネートのひとつ。6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート。6-MITCとも表記される。
ヒトにおいてはACOX2遺伝子によってコードされており、主として肝臓などの組織で発現している。
脂肪細胞のトリグリセリドをジアシルグリセロールと遊離脂肪酸に加水分解する反応を触媒する酵素(リパーゼ)。脂肪トリグリセリドリパーゼや脂肪細胞特異的トリグリセリドリパーゼ、PNPLA2とも呼ばれる。
解糖系の律速酵素のひとつであるL-PKや脂質合成系の脂肪酸シンターゼ、アセチルCoAカルボキシラーゼの転写を調節する転写因子。
カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ(CPT)のひとつ。カルニチンとアシルCoAからアシルカルニチンを合成する反応を触媒する酵素。アシルCoAのアシル基をカルニチンへ転移させる。
肝臓に存在するシトクロムP450のひとつ。
脂肪酸アシルCoAレダクターゼのひとつ。プラズマローゲンの生合成における律速酵素。ペルオキシソーム膜に存在する。
ユビキチンリガーゼを制御する転写因子。PPARγと拮抗する。
ヘキソサミン経路における、フルクトース-6-リン酸からグルコサミン-6-リン酸を生成する反応を触媒する律速酵素。L-グルタミン:D-フルクトース-6-リン酸アミドトランスフェラーゼとも。
ヒドロキシメチルグルタリルCoA(HMG-CoA)からメバロン酸を生成する反応を触媒するレダクターゼ。
ミトコンドリアに存在するグリセロール-3-リン酸デヒドロゲナーゼ(GPDH)。グリセロールリン酸シャトルの律速酵素。
肝臓における糖新生の律速酵素。ホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ。PEPCとも。
ホスホフルクトキナーゼのひとつ。解糖系の律速酵素。TLAMはPFK1に直接作用することで、その活性を阻害する。
アセチルCoAからマロニルCoAを生成する反応を触媒する酵素。脂肪酸生合成の主要な律速酵素。
セロトニンをN-アセチルセロトニンに代謝する反応の触媒となるトランスフェラーゼ。メラトニンの生合成における律速酵素。
ポリオール経路における、グルコースからソルビトールを生成する反応の律速酵素。NADPHを補酵素とする。アルドケト還元酵素とも。
グアノシンヌクレオチドのde novo合成経路の律速酵素。IMPデヒドロゲナーゼとも。
グリコーゲン顆粒の表面からグルコース(グルコース-1-リン酸)を切り出す反応を触媒するホスホリラーゼ。アロステリック酵素。グリコーゲンをグルコース単位に分解する反応における律速酵素。
ペントースリン酸経路における第一段階の触媒となる律速酵素。ペントースリン酸回路の最初の反応である、グルコース-6-リン酸から6-ホスホグルコノ-δ-ラクトンを生成する反応を触媒するデヒドロゲナーゼ。
パントテン酸から合成される補酵素。CoAやCoASH、補酵素Aとも呼ばれる。
アラキドン酸からプロスタノイドを生成する反応を触媒する酵素。アラキドン酸カスケードにおける律速酵素。
ジヒドロオロト酸を酸化してオロト酸を生成するデヒドロゲナーゼ。レフルノミドによって阻害される。
ジヒドロウラシルからβ-ウレイドプロピオン酸への代謝を触媒する酵素。
ステアロイルCoA脱水素酵素-1(SCD1)とは、小胞体に存在し、飽和脂肪酸であるステアロイルCoAやパルミトイルCoAのシス-9位に二重結合を導入して、オレイン酸やパルミトレイン酸といった一価不飽和脂肪酸へ変換する反応を触媒する律速酵素である。
デオキシシチジンのリン酸化を触媒するキナーゼ。
トリプトファンからセロトニンを生成する反応を触媒する律速酵素。トリプトファン水酸化酵素とも呼ばれる。
必須アミノ酸のひとつ。分岐鎖アミノ酸のひとつである。
パントテン酸からコエンザイムAを合成する反応における律速酵素。
酢酸にフェニル基が結合した芳香族化合物。
グルコースをはじめとするヘキソースの6位のヒドロキシ基(-OH)をリン酸化する反応を触媒する酵素。解糖系における最初の段階を触媒する律速酵素。
ヘムの分解反応を触媒する律速酵素。ヘムを分解してビリベルジン、鉄、一酸化炭素を生成する。
ATPを利用してフルクトース-6-リン酸をフルクトース-1,6-ビスリン酸に転換する反応を触媒する酵素。解糖系を調節する律速酵素。作用する構造中の位置を明確にした6-ホスホフルクト-1-キナーゼとも呼ばれる。
アセチルCoAを出発物質としてメバロン酸やコレステロール、ステロイドなどの合成に関与する代謝経路。酢酸とコエンザイムAを出発物質として3-ヒドロキシ-3-メチルグルタリルCoA(HMG-CoA)からメバロン酸を経る。
常染色体性劣性の代謝異常によって、全身のメラニンの減少によって皮膚や毛髪の色が白くなる症状。アルビニズムとも呼ばれる。先天性白皮症を持つ個体をアルビノと呼ぶ。
律速段階 律速酵素を参照。
脂質異常症治療薬とは、血中の脂質濃度、具体的にはLDLコレステロール、トリグリセリド(中性脂肪)、HDLコレステロールの異常値を改善し、動脈硬化性疾患の発症や進展を予防するために用いられる薬剤の総称である。