HEALTH WORDS / 用語解説
λ-カラギーナン
Lambda-carrageenan
λ-カラギーナンとは、紅藻類(海藻)の細胞壁の多糖類から抽出される、硫酸基を多く含むゲル化剤および増粘安定剤としての性質を持つ高分子化合物である。1 2
カラギーナン類は構成する硫酸基の結合位置や数によって、カッパ($\kappa$)、イオタ($\iota$)、ラムダ($\lambda$)などの構造異性体に分類され、その中でλ-カラギーナンは最も硫酸基の含有量が高く、冷水に溶けやすいという特異的な物理化学的性質を有している。1 2
食品工業の分野においては、その高い保水性や粘性を利用して、食品の物性調整や品質保持を目的とした添加物(増粘多糖類)として広く利用されている。2
参考文献・出典
- J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター: https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200907027170196232 ↩1 ↩2 ↩3
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構: https://www.nite.go.jp/chem/chrip/chrip_search/sanjyoDetail?kno=511 ↩1 ↩2 ↩3