HEALTH WORDS / 用語解説
デメトキシクルクミン
Demethoxycurcumin
デメトキシクルクミンとは、ウコン(学名: Curcuma longa)の根茎に含まれる主要なクルクミノイドの一種であり、天然由来のポリフェノール化合物である。1
化学構造としては、クルクミンの持つ2つのメトキシ基のうちの1つが欠損した構造を有しており、クルクミン、ビスデメトキシクルクミンとともにウコン中の主要なクルクミノイド群を構成している。2
生化学的・薬理学的研究において、デメトキシクルクミンは多様な生物活性を示すことが報告されている。 特に抗炎症作用、抗酸化作用、および抗腫瘍作用に関する研究が数多く行われている。3
分子生物学的な解析では、NF-κBや各種サイトカインのシグナル伝達経路を調節し、細胞死(アポトーシス)を誘導する機能を持つことが示唆されている。3
また、アルツハイマー病の病態に関与するアミロイドベータの蓄積抑制や、神経保護作用に関する基礎研究も進められており、創薬および予防医学の分野において注目を集めている化合物である。1