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HEALTH WORDS / 用語解説

リコピン

lycopene

赤い色をした抗酸化作用を持つファイトケミカルのひとつであるカロテノイド。トマトやスイカ、ピンクグレープフルーツなどに豊富に含まれる。リコペンとも。

リコピンの化学構造

ビタミンEの約100倍の抗酸化作用を持つ。前立腺がんを始めとするがんの予防効果があることが知られている。

リコペンは前立腺や精巣に蓄積することから,前立腺がんとの関係が注目されている.多くの疫学的研究でトマトやトマト製品,すなわちリコペンを多く摂取すると前立腺がんばかりでなく胃がんや肺がんのリスクの低下が見られた.トマトから抽出したリコペンを前立腺がん患者に投与した介入研究では,患者の予後の改善も見られた.1

また、グリア細胞の一つであるアストロサイトが形成するギャップ結合のコネキシン43の発現を増加させる作用を持ち、神経障害性疼痛に対する鎮痛作用が報告されている。2

参考文献・出典

  1. カロテノイドとヒト 高市 真一 日本医科大学生物学教室: http://www.nms.ac.jp/jmanms/pdf/008040264.pdf ↩
  2. 研究概要-薬効解析科学-広島大学(薬学部・大学院医歯薬保健学研究院): http://home.hiroshima-u.ac.jp/pha/Research.html ↩