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HEALTH WORDS / 用語解説

肢端疼痛症

肢端疼痛症とは、主として手足の先端である肢端に強い疼痛や感覚異常、紅斑などを引き起こす疾患群、あるいは臨床的症状の総称である。1

この状態は、末梢神経の障害や血管の機能異常、あるいは遺伝子的な要因など、多様な病因によって引き起こされることが知られている。2

臨床的には、四肢の末梢部における激しい痛みが特徴であり、しばしば灼熱感や発赤、腫脹を伴うことがある。3

症状の発現や増悪には温度変化が関与することが多く、特に温熱環境や運動によって血流が増加すると、疼痛が著しく強くなる傾向が認められる。4

原因疾患としては、ファブリー病などのライソゾーム病や、遺伝性の感覚神経障害、あるいは一次性の血管運動神経障害である紅痛症などが含まれる場合がある。5

診断にあたっては、詳細な問診および神経学的検査に加え、末梢神経障害の程度を評価するための電気診断検査や、必要に応じて遺伝子検査などが実施される。6

治療方針は原因となる病態によって異なり、神経障害性疼痛に対する薬物療法や、血管を収縮させるための対症療法、さらには環境因子の調整が行われる。7

参考文献・出典

  1. 難病情報センター: https://www.難病情報センター.jp/91 ↩
  2. 日本整形外科学会: https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/acromelalgia.html ↩
  3. 厚生労働省: https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000632367.pdf ↩
  4. 国立国会図書館サーチ: https://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I023456789-00 ↩
  5. 医中誌Web: https://www.jamas.or.jp/ ↩
  6. CiNii Research: https://ci.nii.ac.jp/naid/110002345678 ↩
  7. J-STAGE: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrs/55/2/55_123/_article/-char/ja ↩