ホーム肺炎桿菌

HEALTH WORDS / 用語解説

肺炎桿菌

Klebsiella pneumoniae

ヒトの口腔や腸内に生息する常在菌。グラム陰性の桿菌。クレブシエラ・ニューモニエとも。1

日和見感染を起こし、肝膿瘍や敗血症、髄膜炎、肺炎などの原因となる。院内感染の原因菌のひとつで、多剤耐性化が起こりやすい。2

Th1細胞を強く誘導する作用を持ち、肺炎桿菌の腸管内への定着がTh1細胞の過剰な増殖や活性化を引き起こすことが報告されている。通常は腸内細菌が肺炎桿菌の定着を阻止しているが、抗生物質の服用などによって腸内細菌叢が乱れると定着して増殖する。3

キーワード常在菌細菌肺炎

参考文献・出典

  1. 口腔には腸管に定着すると免疫を活性化する細菌がいる 本田賢也、新幸二(微生物学・免疫学)|KOMPAS: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/sp/contents/medical_info/science/201805.html ↩
  2. 肺炎桿菌の多剤排出ポンプの結晶構造解析に成功 コロナ感染の二次感染菌に備わる多剤耐性化機構の解明 | 東工大ニュース | 東京工業大学: https://www.titech.ac.jp/news/2021/061987 ↩
  3. 高粘調性肺炎桿菌|東邦大学 医学部 微生物・感染症学講座: https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/micro/diagnosis/hypermucoviscosity.html ↩