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HEALTH WORDS / 用語解説

草本

Herbaceous plant

草本とは、茎が木本のように木質化せず、主に草としての性質を示す植物の総称である。1

植物の生活型を分類する際、地上部が木質化して頑丈な構造を作る木本に対して、草本は成長しても組織が比較的柔らかい状態を維持する点が最大の特徴とされる。1

草本はその生活史や生育期間の違いによって、一年草、二年草、多年草などの細かいカテゴリーに細分化して分類されることが多い。1

一年草は発芽したその年のうちに成長して開花・結実を行い、種子を残した後に枯死する生活環を持つ。1

二年草は発芽した初年度には栄養成長を行ってロゼット状などで越冬し、翌年度に花茎を伸ばして開花した後に枯死する性質を備えている。1

多年草は地下部の根や地下茎などが生存し続け、地上部の茎や葉が冬季や乾燥期などの不良環境によって枯死しても、環境が好転すれば再び萌芽して成長を再開する機能を持っている。1

生態学的な観点において、草本は森林の林床をはじめ、草原、湿原、農耕地、都市近郊の空地など、多様な環境で生育する主要な構成要素として位置づけられている。2

また、草本の中には薬用植物として利用される種類や、野菜、穀物、飼料作物として農業や医療の分野で極めて重要な役割を果たす植物群が数多く含まれている。2

参考文献・出典

  1. 生物多様性センター - 植生調査等モニタリング調査手法 第1章 調査の目的と調査手法: https://www.biodic.go.jp/kankyo/sensu/pdf/shiryo_02.pdf ↩1 ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6
  2. 植物多様性保全研究拠点 - 国立科学博物館: https://www.kahaku.go.jp/research/db/botany/rikuyo/pdf/zukan_all.pdf ↩1 ↩2