HEALTH WORDS / 用語解説
シソ科
Lamiaceae
シソ科とは、双子葉植物に属する植物の分類群の一つであり、主に草本または低木から構成される科である。1 世界中に広く分布し、特に地中海沿岸を含む温帯から熱帯にかけて多くの種が自生している。1
シソ科の植物の大きな特徴として、茎が断面で見ると四角形を呈することが挙げられる。1 また、葉は対生して生育することが多く、葉や茎などの組織内に精油を分泌する腺毛を持つものが非常に多い。1 この精油の存在により、多くの種が特有の強い芳香を発するのが特徴である。1
花の構造においては、花冠が上下に分かれた唇形花を形成することが多く、雄蕊の数は通常4本でそのうち2本が長い二強雄蕊となる特徴を持つ。1 果実は痩果が合着した分果となり、萼に包まれた状態で熟すことが多い。1
人間との関わりにおいては、その優れた芳香や薬効成分を利用して、古くから香辛料、ハーブ、生薬、観賞植物などとして幅広く栽培・利用されてきた。1 代表的な属や種には、シソ、バジル、ミント、ラベンダー、ローズマリー、セージなどが含まれ、食品業界や薬学の分野において極めて重要な植物群となっている。1 また、薬用植物としての研究も盛んに行われており、含有されるポリフェノールなどの成分に関する学術論文も多数発表されている。2