ホーム蠕動運動

HEALTH WORDS / 用語解説

蠕動運動

peristalsis

管状の器官が物質の輸送のために行う、波打つような収縮運動(不随意運動)。単に蠕動とも。

例えば、腸を始めとする消化管が食物を口腔側から肛門側へと移動させる際に起こる。これは内容物が消化管壁を広げたときの反射によって起こる。また、空腹の場合も十二指腸からモチリンと呼ばれるホルモンが分泌され、強い蠕動運動が起こり、腹鳴り(お腹がグーと鳴ること)が起こる。123

腸の手術後、麻酔などの影響で蠕動運動が止まる。これによって起こる可能性のある腸管癒着イレウスを防ぐために、蠕動運動を促進させる様々な療法が行われる。4

参考文献・出典

  1. 生物エッセイ│埼玉大学 生体制御学科 / 生体制御学コース: http://seitai.saitama-u.ac.jp/essay2011_03.html ↩
  2. 獣医学専攻 獣医薬理学研究室 堀 正敏 准教授 農学最前線: http://www.a.u-tokyo.ac.jp/pr-yayoi/53f1.pdf ↩
  3. 東京大学医学部・医学部附属病院 健康と医学の博物館 大腸のふしぎ: http://mhm.m.u-tokyo.ac.jp/pdf/MHM_Catalog09.pdf ↩
  4. 体位変換による腸蠕動の変化と腸音測定の検討: http://www.yamanashi-ken.ac.jp/wp-content/uploads/knk2011004.pdf ↩