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HEALTH WORDS / 用語解説

3,5-ジカフェオイルキナ酸

3,5-O-Dicaffeoylquinic acid

3,5-ジカフェオイルキナ酸とは、キナ酸の3位と5位にカフェ酸が結合したジカフェオイルキナ酸の異性体の一つであり、主にキク科やシソ科などの様々な植物に含まれるポリフェノールの一種である。1

本化合物はイソクロロゲン酸とも称され、天然物化学や生薬学の分野において広く知られている成分である。1

植物体内においては、紫外線や病原菌などの環境ストレスに対する防御応答として生合成されることが多く、抗酸化作用を示す代表的な植物成分として機能している。2

近年の生化学および薬理学的な研究により、3,5-ジカフェオイルキナ酸は強力な活性酸素消去能を持ち、生体内における酸化ストレスの軽減に寄与することが示されている。2

また、抗炎症作用や神経保護作用など、多様な生理活性を有することが見出されており、医薬品や機能性食品の素材としての応用を見据えた基礎研究が継続的に行われている。2

参考文献・出典

  1. J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター: https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201307022137025114 ↩1 ↩2
  2. J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター: https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201107054366657920 ↩1 ↩2 ↩3