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HEALTH WORDS / 用語解説

C3コンベルターゼ

C3 convertase

C3コンベルターゼとは、補体系カスケードにおいて補体成分であるC3をC3aとC3bへと切断する酵素活性を持つ複合体の総称である。1

補体系の活性化経路には主としてクラシカル経路(副経路、レクチン経路を含む)が存在し、それぞれの経路において固有のC3コンベルターゼが形成される。2

クラシカル経路およびレクチン経路においては、C4bとC2aが結合したC4b2a複合体がC3コンベルターゼとして機能する。2

一方、副経路においては、C3bにB因子が結合したのちD因子によって切断されることで生成されるC3bBb複合体がC3コンベルターゼとして作用する。1

副経路のC3コンベルターゼであるC3bBbは非常に寿命が短いが、プロペルジン(properdin)が結合することによって安定化され、酵素としての活性が持続的に維持される特徴を持つ。1

いずれの経路で生成されたC3コンベルターゼも、大量のC3分子を次々と切断し、C3bを標的細胞の表面に沈着させるオプソニン化を促進する。2

さらに、生成されたC3bの一部は既存のC3コンベルターゼと結合してC5コンベルターゼへと構造変化し、後続の補体反応である膜攻撃複合体の形成および細胞溶解へとカスケードを進展させる役割を担う。2

参考文献・出典

  1. J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター: https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200906019310860548 ↩1 ↩2 ↩3
  2. J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター: https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201101018588049195 ↩1 ↩2 ↩3 ↩4