HEALTH WORDS / 用語解説
PAR-6
PAR-6(Protease-activated receptor 6)とは、セリンプロテアーゼによって活性化されるG蛋白質共役受容体(GPCR)ファミリーの一つであるプロテアーゼ活性化受容体(PAR)のサブタイプである。1 ヒトゲノムにおいてはF2RL3(Coagulation factor II thrombin receptor-like 3)遺伝子にコードされており、プロテアーゼ活性化受容体の構成メンバーとして細胞膜上に発現している。2 プロテアーゼ活性化受容体にはPAR-1からPAR-4までの主要なサブタイプが広く知られているが、PAR-5およびPAR-6についても遺伝子配列解析やゲノムデータベース上の同定によって哺乳類における存在が確認されている。3 G蛋白質共役受容体としての一般的なシグナル伝達機構を持ち、特定の酵素による切断を契機として細胞内へ情報伝達を行う機能的な受容体蛋白としての特徴を有している。1 生体内における具体的な生理作用や病態生理学的な役割については、他の主要なプロテアーゼ活性化受容体と比較して解明途上の部分が多いが、分子生物学および薬理学の分野において受容体の多様性を理解する上で重要な研究対象となっている。2
参考文献・出典
- J-GLOBAL: https://jglobal.jst.go.jp/ ↩1 ↩2
- NCBI Gene: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/gene/9002 ↩1 ↩2
- 遺伝子情報等に関する公的データベース: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/ ↩