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HEALTH WORDS / 用語解説

プロリン

proline, Pro

アミノ酸、イミノ酸のひとつ。主鎖の窒素原子と側鎖が共有結合した環状構造を持つ。分子式は C5H9NO2

プロリンは通常アミノ酸のうち唯一のイミノ酸であり,イミノ窒素(第二級アミン)をピロリジン環状に含む環状アミノ酸である.1

プロリンは甘味を呈する。細胞内で水分含量に関わる浸透圧の調節、活性酸素の消去、タンパク質の安定化などの機能を有し、細胞を多様な環境の変化から保護することが報告されている。2

プロリンの化学構造

グルタミン酸から生合成される。コラーゲンに必須な構成要素。3

また、オルニチンからオルニチンオキソ酸アミノトランスフェラーゼとピロリン-5-カルボン酸レダクターゼの作用により生成される。ヒドロキシプロリンと共に、コラーゲン分子に剛性を与える。4

プロリルイソメラーゼ(プロリン異性化酵素)によってトランス型とシス型の異性化が起こる。5

参考文献・出典

  1. 徳島文理大学薬学部 生薬研究所第一研究室 タンパク質の高次構造および相互作用: http://p.bunri-u.ac.jp/lab23/esumi/ans13.pdf ↩
  2. 新しいビール酵母の育種に成功 アミノ酸「プロリン」を多く含むことで醸造環境での酵母の発酵力アップ ~奈良県産クラフトビールの醸造に応用し、独自の味わいと飲みやすさを実現~|奈良先端科学技術大学院大学: http://www.naist.jp/pressrelease/2021/07/008099.html ↩
  3. DL-Proline | C5H9NO2 - PubChem: https://pubchem.ncbi.nlm.nih.gov/compound/614 ↩
  4. 浅桐公男 オルニチン: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssmn/50/2/50_185/_pdf ↩
  5. 東北大学農学部・分子酵素学研究室: http://www.agri.tohoku.ac.jp/enzyme/theme_pin1_1.html ↩