健康用語WEB事典

オボアルブミン(ovalbumin)

卵白の54%を占める糖タンパク質卵白アルブミンとも呼ばれる。*1

鳥類の発生において、神経管閉鎖などの形態形成に重要な働きを持つ。FGF8のような中枢神経形成に関わる因子と協調してBMPの作用を抑制することによって上皮組織細胞の増殖を抑え、神経細胞への分化を促進するとされる。*2

凝固成分はローマ時代(1世紀)に博物学者プリニウス(Gaius Plinius Secundus)によって、ラテン語で卵白を意味する albus ovi にちなんでアルブメン(albumen)と命名された。後に、フランスの化学者フルクロア(Antoine Fourcroy)は、血清に含まれる凝固成分をこのアルブメンに因んでアルブミンと命名したとされる。*3

*1東海大学農学部バイオサイエンス学科タンパク質化学研究室 卵白タンパク質の科学: http://www2.kuma.u-tokai.ac.jp/~nougaku/Bio/araki/egg.htm
*2KAKEN — 研究課題をさがす | オボアルブミンの生理機能とオボアルブミン欠如で生じる神経管欠損症の発生機構の解明 (KAKENHI-PROJECT-19580343): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-19580343/
*3シリーズ 「発掘!東工大の研究と社会貢献」 第5回 タンパク質の高性能分離法(SDS-PAGE): http://www.cent.titech.ac.jp/DL/DL_Publications_Archives/contribution05.pdf

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このページの最終更新日時: 2020-01-23 (木) 08:22:09