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哺乳類の腸などに住む細菌。
通常は無害であるが、変異などによって毒素を生み出すようになったものを病原性大腸菌と呼ぶ。
関連する用語
リソソームに含まれる酵素のひとつ。ムコ多糖の代謝に重要とされる。大腸菌もβ-グルクロニダーゼを持ち、イノシン酸によって活性が阻害される。胆石(ビリルビンカルシウム石)の形成に関わる。生体内におけるクルクミンモノグルクロニドナトリウム塩(TBP1901)からクルクミンへの活性化に関わる。タグ:
植物の細胞壁に含まれる単糖類(ペントース)のひとつ。主にL体として存在する。甘味度は砂糖の60%程度。スクラーゼの働きを阻害することで、血糖の急上昇を抑える。スクロースを多く含む食品とともにL-アラビノースを摂取すると、スクロースの消化・吸収が抑えられることに加え、二つの糖が腸内細菌利用糖として機能することで肥満を抑制できる可能性が示唆されている。L-アラビノースそれ自体は腸管から3.4%しか吸収されないが,小腸スクラーゼを阻害することから,ショ糖由来の血糖上昇を抑制する。そ…
腹部の管腔臓器。主に粘膜、神経、平滑筋から構成され、平滑筋には腸の長軸方向に収縮する縦走筋と、腸管を輪を描くように囲み絞るように収縮する輪走筋の二種類がある。これらの平滑筋間や輪走筋と粘膜の間には神経叢がある。腸の運動調節にはムスカリン受容体によるイオンチャネルの開閉調節が関わる。-十二指腸-小腸-大腸-回腸タグ:
病原性細菌において広く見出される、細菌間の生存競争に関わる現象。病原性細菌の優先的な増殖、蔓延を促進する。細菌から接触依存性増殖阻害タンパク質(cdiA-CT)が隣接する別の細菌内へ挿入され、それが隣接細菌の増殖を阻害する。大腸菌の場合、接触依存性増殖阻害を司る遺伝子にはcdiA、cdiB、cdiIがある。タグ:
リン酸化や加リン酸分解を触媒する酵素。糖質のグリコシド結合を非還元末端側から順次加リン酸分解、糖-1-リン酸を遊離する酵素の総称。B6酵素のひとつ。デンプンやグリコーゲンに作用し、その非還元末端からα-1,4結合を切断してグルコース-1-リン酸を遊離したり、逆にグルコース-1-リン酸からα-1,4-グルカンを合成したりする。動物ではグリコーゲンの代謝に関わり、筋収縮のエネルギー供給や血糖値を高める作用をする。ウサギの骨格筋やジャガイモ、大腸菌から構造の異なるホスホリラーゼが発…
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