最近更新された用語
哺乳類の腸などに住む細菌。
通常は無害であるが、変異などによって毒素を生み出すようになったものを病原性大腸菌と呼ぶ。
関連する用語
腹部の管腔臓器。主に粘膜、神経、平滑筋から構成され、平滑筋には腸の長軸方向に収縮する縦走筋と、腸管を輪を描くように囲み絞るように収縮する輪走筋の二種類がある。これらの平滑筋間や輪走筋と粘膜の間には神経叢がある。腸の運動調節にはムスカリン受容体によるイオンチャネルの開閉調節が関わる。-十二指腸-小腸-大腸-回腸タグ:
病原性細菌において広く見出される、細菌間の生存競争に関わる現象。病原性細菌の優先的な増殖、蔓延を促進する。細菌から接触依存性増殖阻害タンパク質(cdiA-CT)が隣接する別の細菌内へ挿入され、それが隣接細菌の増殖を阻害する。大腸菌の場合、接触依存性増殖阻害を司る遺伝子にはcdiA、cdiB、cdiIがある。タグ:
リン酸化や加リン酸分解を触媒する酵素。糖質のグリコシド結合を非還元末端側から順次加リン酸分解、糖-1-リン酸を遊離する酵素の総称。B6酵素のひとつ。デンプンやグリコーゲンに作用し、その非還元末端からα-1,4結合を切断してグルコース-1-リン酸を遊離したり、逆にグルコース-1-リン酸からα-1,4-グルカンを合成したりする。動物ではグリコーゲンの代謝に関わり、筋収縮のエネルギー供給や血糖値を高める作用をする。ウサギの骨格筋やジャガイモ、大腸菌から構造の異なるホスホリラーゼが発…
甘味料として食品に使用される難消化性の糖質。化学的には糖が還元されてアルコール(ヒドロキシ基を持つ化合物)となったもの。アルドースまたはケトースを還元して得られるポリヒドロキシアルカン。糖アルコールの「アルコール」とは化学的な意味であって、酒類のアルコール(エタノール)とは異なる。糖アルコールはミュータンス菌などによって代謝されないためプラークの原因にならず、また、小腸で分解・吸収されにくいという特徴を持つ。マルチトール等の糖アルコールは非う蝕性で Streptococcus…
トリプトファンからインドールの生成を触媒する酵素。大腸菌が有する。至適pHは8前後。トリプトファン + 5O → インドール + 3CO2 + NH3 + H2O
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。