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単糖類(ヘキソース)のひとつ。スクロースと同じくヒトが最も甘味を強く感じる糖類。果実や蜂蜜に含まれる無色の結晶。果糖とも呼ばれる。グルコースの異性体。フルクトースは六員環構造、鎖状構造、五員環構造を取りうる。フルクトースは甘味の感じ方に温度依存性があり、温度が低いほど強く甘みを感じる。60℃よりも30℃、30℃よりも5℃で強く甘みを感じることが報告されている。小腸上皮細胞において、GLUT5によって特異的に受動輸送で取り込まれる。フルクトースが吸収される早さはグルコースの0.…
様々な植物が持つピロリジジン骨格を持つアルカロイド。ピロリチジンアルカロイドとも。がんや肝障害を引き起こす毒性がある。6000以上の植物から350種類のピロリジジンアルカロイドが発見されている。主にキク科、マメ科、ムラサキ科の植物に含まれる。食用の植物であるフキやフキノトウ、ツワブキ、様々な花の蜜を含む蜂蜜などにも含まれることが知られているが、少量である。過去にピロリジジンアルカロイドを含む植物であるコンフリーの健康食品(サプリメント)を恒常的に摂取したことによる死亡事故がア…
スクロースのグリコシド結合を加水分解して、グルコースとフルクトースに分ける反応を触媒する酵素。サッカラーゼやインベルターゼ、β-フルクトフラノシダーゼなどとも呼ばれる。小腸の絨毛先端(微絨毛膜)から分泌される。アラビノースやカテキンによって働きが阻害されることが確認されている。蜜蜂の唾液に含まれ、蜂蜜を転化糖にする。
蜂によって作られる糖液。漢字では蜂蜜。蜂が集めた様々な種類の花の蜜が原料。成分はグルコースおよびフルクトースが80%、残り20%が水分。紀元前6000年頃のスペインの洞窟遺跡の壁画に、蜂蜜を採取する様子が描かれていることから、人類史上最初に発見された甘味料とされる。一般的な蜂蜜の成分は、蔗糖を主とする花蜜がミツバチの口から分泌されるβ-フルクトフラノシダーゼと混和されたものであり、これは蜜房で熟成されることによりグルコース40%とフルクトース50%に変化し、その他に蔗糖2〜5…
ガラクトースとグルコースがα-1,6結合した二糖類。蜂蜜や大豆、甜菜などに僅かに含まれる。ラフィノースの構成要素。
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