表皮(epidermis) †
ケラチノサイトが形を変えて積み重なってできる、皮膚の最も外側を構成する層。厚さ最大約0.7mm。*1
表皮(epidermis)の厚さは平均約 0.2 mm であり,構成する細胞の95%は角化細胞である.この角化細胞は表皮の最下層で分裂し,成熟するに伴い上方の層へ移行していく.したがって,表皮は成熟段階によって異なる形態の角化細胞が層状に配列し,深部から以下のように4つに分類される.基底細胞が分裂し,娘細胞が生まれて表皮表面で脱落するまでの時間をターンオーバー時間(turnover time)と呼び,約45日といわれている.*2
以下の4つの層から構成される。手や足の皮膚が厚い部分には淡明層が存在するが、角質層の一部と見なされ区別しないことが多い。*3*4*5
出典: 皮膚病治療情報・皮膚科教科書 あたらしい皮膚科学 清水宏
基底層の下には、表皮の最下層である基底膜があり、その奥の真皮との境目になっている。
*1ヒト指腹部と触覚受容器の構造と機能 前野隆司 慶應義塾大学: http://lab.sdm.keio.ac.jp/maenolab/previoushp/Maeno/hyoumen2003.pdf
*2皮膚病治療情報・皮膚科教科書 あたらしい皮膚科学 清水宏: http://www.derm-hokudai.jp/textbook/pdf/1-02.pdf
*3北海道大学大学院薬学研究院 生化学研究室 木原章雄 スフィンゴ脂質関連遺伝子の同定と皮膚セラミド: https://www.pharm.hokudai.ac.jp/seika/researches/1.html
*4神戸大学附属図書館 デジタルアーカイブ 【 学内研究成果 】 皮膚と付属器: http://www.lib.kobe-u.ac.jp/products/jintai1/T021.pdf
*5Terminologia Anatomica(TA)に基づく解剖学: http://www.anatomy.med.keio.ac.jp/funatoka/anatomy/TA(html)/A16_0_00_009.html
*2皮膚病治療情報・皮膚科教科書 あたらしい皮膚科学 清水宏: http://www.derm-hokudai.jp/textbook/pdf/1-02.pdf
*3北海道大学大学院薬学研究院 生化学研究室 木原章雄 スフィンゴ脂質関連遺伝子の同定と皮膚セラミド: https://www.pharm.hokudai.ac.jp/seika/researches/1.html
*4神戸大学附属図書館 デジタルアーカイブ 【 学内研究成果 】 皮膚と付属器: http://www.lib.kobe-u.ac.jp/products/jintai1/T021.pdf
*5Terminologia Anatomica(TA)に基づく解剖学: http://www.anatomy.med.keio.ac.jp/funatoka/anatomy/TA(html)/A16_0_00_009.html
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このページの最終更新日時: 2018-06-13 (水) 08:51:33