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鼻腔とそれにつながる副鼻腔のこと。
関連する用語
ラクダ科動物の重鎖抗体の可変領域。一般的な抗体と比較して10分の1の大きさで、高い安定性や微生物による低コスト生産が可能。特定のVHH抗体は経鼻投与により新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の肺におけるウイルス増殖を抑制することが報告されている。タグ:
細菌性肺炎の原因となる細菌。主にストレプトコッカス・ニューモニエを指す。鼻や喉の常在菌。免疫力が低下した場合に様々な疾患の原因となる。この肺炎球菌による感染症にかかりやすいのが、高齢者や免疫がまだ充分に発達していない子供なのです。特に子供では、髄膜炎や菌血症などの重症感染症により重い後遺症を残したりすることもあります。また、高齢の方で特に心臓や呼吸器に慢性疾患のある方、腎不全、肝機能障害、糖尿病のある方などでは、肺炎が重症になる傾向があります。 肺炎球菌がヒトの体内で増殖や病…
生理食塩水を用いた鼻腔の洗浄。鼻洗いとも。スプレーを使って鼻の中を生理食塩水で加湿した後、鼻をかむだけでもかぜのウイルスに対して有効であるとされる。タグ:
食塩(塩化ナトリウム)の濃度が0.9%の食塩水。この濃度の食塩水は体液と浸透圧がほぼ等しくなる。浸透圧の値は308mOsm/L 1878年、フランスのエイエム(Georges Hayem)は、約0.9%の食塩水が血液の代わりになることを発表します。生体と同程度の塩濃度の溶液を用いれば、細胞を急激に収縮および膨張させることなく、形を維持できるという、いわゆる「等張液」の発明でした。生理食塩水は鼻腔を通過しても痛みを引き起こさないため、鼻洗浄(鼻うがい)に用いられる。生理食塩水に…
ワクチンに使用したウイルス株以外のウイルス株の感染に対する免疫力を持つ抗体。ワクチンではなく、実際にその病原体に感染することで産生される。例えば、インフルエンザウイルスの場合、ワクチン接種よりも経鼻感染の方が高い免疫力を得ることができるとされる。広域中和抗体はリンパ節内の胚中心で産生されるが、その産生にはIL-4が主要な役割を果たすことが報告されている。タグ:
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