肺
呼吸を行うための臓器。肋骨に囲まれて左右1つずつ存在する。肺臓とも。
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呼吸を行うための臓器。肋骨に囲まれて左右1つずつ存在する。肺臓とも。
マイコバクテリウム・アビウム・コンプレックスが原因となる肺の疾患。国内では10万人に15人程度の罹患率とされる。
肺に起こるがん。最も死亡率の高い癌。罹患率は国内で三番目に高く、年間7万人以上と言われている。
呼吸に関わる器官の柔軟性(広がりやすさ)を表す値。
哺乳類の肺胞表面に分泌される、リン脂質とタンパク質の複合体。呼吸を正常に行うための界面活性剤。また、病原体に対する免疫作用を持つ。
最も稀なペスト。主に進行した腺ペストからペスト菌が肺に広がることによって起きる。肺ペストの患者のくしゃみや咳で飛ぶ飛沫を介して他のヒトに飛沫感染しえる。
肺に起こるムーコル症。レントゲンや胸部CTでリバースドハロサインが見られることが特徴とされる。
肺の血管の拡張によって肺胞での換気(酸素と二酸化炭素の交換)が行われない血液が増える状態のこと。肝肺症候群の症状のひとつ。
心臓から肺へ血液を送る動脈。弁(肺動脈弁)が存在する。全身から戻ってきた酸素濃度が低い血液が流れる。肺動脈の血圧は大動脈の血圧の1/5〜1/4。
肺動脈に存在する弁。肺動脈弁が開きにくくなると右心室に負担がかかり、心臓の筋肉が肥大する原因となる。
肺高血圧症の一種。肺動脈の異常によってその血圧が上昇する。治療薬としてプロスタサイクリンが有効。
肺に寄生し、様々な呼吸器症状(肺吸虫症)を引き起こす吸虫。パラゴニムス属。
肺吸虫の寄生によって肺に引き起こされる症状。
肺呼吸 外呼吸を参照。
静脈を流れてきた塞栓子(血栓)が肺動脈やそこから分岐する血管を詰まらせることで起きる病気。エコノミークラス症候群の正式な病名。
肺は全身の血液が循環する構造上、多くの悪性腫瘍において転移が起こりやすい臓器の一つであるが、肺を通過した癌細胞や、肺内の病巣からさらに血流に乗った癌細胞が、脳、肝臓、骨、副腎などの遠隔臓器に到達して定着・増殖することがある。
肺の一番上の部分。鎖骨の上まで伸びている。
肺胞に取り込まれた酸素がどれだけ血液中に移行したかを表す指標。
肺気腫が主体の慢性閉塞性肺疾患のこと。小葉中心性肺気腫とも。
肺に入ることのできる空気の量。年齢や体格、姿勢などの影響を受ける。
肺水 肺胞液を参照。
肺に水分が蓄積する症状。心臓の疾患が原因となる場合がある。
肺(呼吸器)の機能を表す指標のひとつ。息を限界まで吸った後、ゆっくり吐いたときの呼気量。
肺液 肺胞液を参照。
肺に起こる炎症の総称。肺炎球菌の感染などが原因となる。
クラミジア・ニューモニエによる肺への感染症。原因菌であるクラミジア・ニューモニエを指して肺炎クラミジアと言う場合もある。
肺炎の主な原因となるストレプトコッカス属の細菌。正式名称はストレプトコッカス・ニューモニエ。
ヒトの口腔や腸内に生息する常在菌。グラム陰性の桿菌。クレブシエラ・ニューモニエとも。
細菌性肺炎の原因となる細菌。主にストレプトコッカス・ニューモニエを指す。
結核菌による肺に病巣を形成して増殖する感染症。症状は咳、血痰、倦怠感、発熱、体重減少、寝汗など。
肺内に多発性に瘢痕化(線維化)が生じる病態。間質性肺炎の最終進行形。
肺を構成する部位のひとつ。呼吸で取り込んだ気体中の酸素を毛細血管に取り込み、同時に体内の二酸化炭素を血液から取り出して呼気として排出する。
気道から侵入する異物を貪食するマクロファージ。
肺胞上皮細胞とは、肺の呼吸に関与する最末端の組織である肺胞の内面を覆う上皮細胞のことである。
肺胞管から分岐した肺の最深部。
肺胞とその周りを取り囲む毛細血管の間にある薄い組織。肺胞上皮細胞より深部の基底膜などによって構成される。厚さは0.5μm以下。
肺胞換気とは、外界から吸入された空気が肺の肺胞に到達し、血液との間でガス交換が行われるプロセスのことである。
胎児の肺胞を満たす液体。肺液や肺水とも。
呼吸細気管支と肺胞を結ぶ管。肺胞管から更に 2~5 本の肺胞嚢に分岐する。
肺胞道
肺胞の周りに存在する支持組織。
肺胸膜 臓側胸膜を参照。
国内で最も発症が多い非小細胞肺がん。肺がん全体の半数以上を占める。単に腺がんとも呼ばれる。
肺臓 肺を参照。
肺の構成部分。右肺は3つ、左肺は2つの部分に分けられる。
肺葉切除術とは、肺を構成する複数の葉(右肺の上葉・中葉・下葉、または左肺の上葉・下葉)のうち、病変が存在する一つの肺葉と、それに属する血管や気管支を周囲のリンパ節とともに一塊として切除する外科手術である。
肺血栓塞栓症(pulmonary thromboembolism : PTE)
肺表面活性物質
肺門(hilum of lung) 肺と気管支の接続部分。
肺間質 主に肺胞壁を指す。
肺から左心房へと向かう静脈。肺で換気を済ませた酸素濃度が高い血液が通る。
肺非結核性抗酸菌症
肺高血圧(pulmonary hypertension)
肺動脈で起こる高血圧。肺動脈の収縮と狭窄によって肺動脈の血圧が高くなる疾患。
年齢や性別、身長に応じた肺活量の予測値と、実際の肺活量の差を評価する値。パーセント肺活量。この値が80%以上であれば正常とされる。
国に対して発生報告が義務付けられている感染症のグループのひとつ。
がんの診断から5年後に生存している患者の割合のこと。がん以外による死亡を除くため、実際には5年相対生存率の数値が使われる。
国に対して発生報告が義務付けられている感染症のグループのひとつ。
バソプレシンが過剰に分泌されている状態。悪性腫瘍や呼吸器感染症、中枢神経系の感染症や脳出血、神経変性疾患、薬剤などが原因となる。悪性腫瘍では、小細胞肺がんによる異所性ADH産生腫瘍によるものが最も多い。
ALKの遺伝子と他の遺伝子(EML4など)が融合した遺伝子。ALK融合遺伝子陽性肺がんの原因となる。