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HEALTH WORDS / 用語解説

アリピブラゾール

Aripiprazole

アリピブラゾールとは、主として統合失調症の治療などに用いられる非定型抗精神病薬である。1

本剤はドパミン受容体に対してパーシャルアゴニスト(作動薬/拮抗薬)として作用するという独特の薬理学的特徴を有している。1

脳内のドパミン神経活動が過剰な場合には抑制的に働き、逆に活動が低下している場合には刺激するように作用すると考えられている。1

統合失調症における陽性症状(幻覚や妄想など)および陰性症状(感情の平板化や意欲低下など)の双方に対して改善効果を示すことが知られている。1

薬物動態学的には、肝臓の薬物代謝酵素であるCYP3A4やCYP2D6によって代謝されるため、これらの酵素を阻害あるいは誘導する他の薬剤との併用時には血中濃度への影響に注意が必要となる。2

主な副作用としては、不眠症、アカシジア(静穏不能)、悪心、傾眠、頭痛などが報告されている。2

従来の定型抗精神病薬と比較して、錐体外路障害や高プロラクチン血症、体重増加などの副作用の発現頻度が比較的低いとされているが、患者の症状や状態に応じた慎重な投与が求められる。1

参考文献・出典

  1. KEGG DRUG: データベース: https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=DS000100 ↩1 ↩2 ↩3 ↩4 ↩5
  2. 医薬品医療機器総合機構: https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultPDF/400185_1179044F1025_2_07 ↩1 ↩2