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HEALTH WORDS / 用語解説

チョレイ

チョレイとは、サルノコシカケ科のキノコであるチョレイマイタケ(*Polyporus umbellatus*)の菌核を基原とする生薬であり、利水滲湿薬に分類される漢方薬の構成生薬の一つである12。猪苓は地下に形成される黒褐色で不規則な塊状の菌核を乾燥させて用い日本薬局方にも収載されている21。漢方医学においては水分代謝を調整し利尿作用を発揮する代表的な生薬として位置づけられており排尿困難や浮腫などの症状に対する治療を目的として利用される方剤に配合される12。チョレイを主要な構成生薬として含む代表的な漢方薬には猪苓湯があり尿路結石や膀胱炎などの泌尿器科領域の疾患における排尿痛や残尿感の改善を目的として臨床の現場で広く処方されている12。近代的な薬理学および化学的研究においてもチョレイの菌核からはエルゴステロールや各種の多糖類などが分離されておりこれらが示す免疫調節作用や利尿作用に関する科学的根拠の解明が進められている12。日本薬局方に適合する生薬としての規格基準が厳格に定められており医薬品としての品質と安全性が確保されている21。

参考文献・出典

  1. 独立行政法人 医薬基盤・健康・栄養研究所: https://hfnet.nibiohn.go.jp/ ↩1 ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6
  2. 厚生労働省: https://www.mhlw.go.jp/ ↩1 ↩2 ↩3 ↩4 ↩5 ↩6