HEALTH WORDS / 用語解説
自己抗原
self-antigen
自己を構成する物質の分子が抗原となったもの。通常は免疫学的寛容によって抗原としては認識されない。自己免疫疾患の原因となる。
自己抗原の発生原因は、HLAの遺伝子によるものと考えられている。
たとえば、インスリン依存型糖尿病患者の約8割が「DQ8」と「DQ2」とよばれるHLAタイプをもち、関節リウマチ患者の約8割が「DR4」とよばれるタイプをもつ。そのほか、多発性硬化症、バセドウ病、重症筋無力症など、さまざまな自己免疫疾患が特定のHLAタイプと高い相関をみせ、親から子へと遺伝している例が多い。1
参考文献・出典
- 技術評論社 西村尚子 知っているようで知らない免疫の話 ヒトの免疫はミミズの免疫とどう違う?(2010/8/25) ↩