HEALTH WORDS / 用語解説
CD14
cluster of differentiation 14
エンドトキシン(細菌内毒素)など菌体表層成分の共役受容体(マルチリガンド受容体)。肝臓のクッパー細胞やマクロファージの細胞表面に発現する。一部の単球の表面にも発現する。12
肥満によってCD14の発現が異常に増加すると、少量のエンドトキシンに反応して肝障害を引き起こす。
高脂肪食などによる肥満では肝臓のKupffer細胞上のCD14が過剰発現して、その結果、通常では反応しないようなごく微量の細菌毒素に反応してサイトカインを産生して肝炎が生じること、また更には肝硬変に至ることが示唆されました、またこのCD14の発現増加は肥満による高レプチン血症によりレプチン受容体およびSTAT3を介した結果であることが示唆されました。3
参考文献・出典
- KAKEN — 研究課題をさがす | B細胞におけるCD14発現の検討 (KAKENHI-PROJECT-09877345): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-09877345/ ↩
- 東北大学機関リポジトリTOUR 黒色色素産生菌によるヒト歯肉上皮細胞の活性化機構の解明: https://tohoku.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=21181&item_no=1&page_id=33&block_id=38 ↩
- 消化器内科 中島 淳教授らの研究グループが肥満による脂肪肝炎発症のメカニズムを解明 ~太っていると腸内細菌に過敏に反応して肝炎に~ | 横浜市立大学先端医科学研究センター: http://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/res/nakajima_2012_7.html ↩