ホームCD45

HEALTH WORDS / 用語解説

CD45

16

細胞外領域にフィブロネクチン様ドメインと糖鎖に富む領域を持つ受容体型チロシンホスファターゼ。リンパ球の表面に存在する分子で、抗原受容体を介するシグナル伝達において重要。12

T細胞抗原受容体を介したシグナル伝達に必須とされる。これを欠損したマウスでは、キラーT細胞やヘルパーT細胞の活性がほとんど認められなかったことが報告されている。3

CD45欠損症では抗体の産生は比較的保たれるが、これは個々の抗原受容体の機能は低下していてもB細胞が成熟する過程で細胞表面の抗原受容体の量を増加させることで、シグナル伝達機能を回復するためであると報告されている。

また、JNKやp38を選択的に制御することによりCD40シグナルによるB細胞の制御に関わる。

参考文献・出典

  1. KAKEN — 研究課題をさがす | CD45のリガンド検索の試み (KAKENHI-PROJECT-12670312): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-12670312/ ↩
  2. 国立大学法人東京医科歯科大学 「抗体産生不全を呈する免疫不全症での内在性機能回復の仕組みの発見」 免疫不全症の病態の解明と新規治療標的の発見: https://www.tmd.ac.jp/files/topics/57088_ext_04_6.pdf ↩
  3. KAKEN — 研究課題をさがす | 白血球の分化、活性化および機能におけるCD45の役割に関する研究 (KAKENHI-PROJECT-06044178): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-06044178/ ↩