抗体
形質細胞やBリンパ球(B細胞)が産生する、免疫に関わるタンパク質。
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形質細胞やBリンパ球(B細胞)が産生する、免疫に関わるタンパク質。
抗体-薬剤複合体
抗体-薬物複合体
イムデビマブとカシリビマブを同時に点滴投与する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療法。二つの抗体から作られる治療薬はREGN-COV2と呼ばれる。
免疫細胞などが、抗体により目印が付けられた病原体を標的として攻撃を行う作用。
抗体依存性細胞傷害活性
医薬品として用いられる抗体。抗体医薬品とも。
抗体医薬品
抗体産生細胞
モノクローナル抗体などの抗体医薬品を使用した治療法。
血液型の分類方式の一つ。赤血球上の抗原(糖鎖)と血清中の抗体によって分類される。1900年頃、カール・ラントシュタイナー(Karl Landsteiner)により定義された(ラントシュタイナーの法則)。ABO血液型は第9染色体の遺伝子に存在する糖転移酵素によって決定される。
特定の分子へ高い特異性を有する抗体と、主に殺細胞活性を持つ薬剤(低分子化合物)を結合させた医薬品。薬剤を標的細胞へ特異的に作用させることができる。抗体-薬物複合体(抗体-薬剤複合体)とも。
細胞表面に存在する標的分子と結合した抗体が、Fcγ受容体を介してエフェクター細胞と結合して標的細胞を傷害する作用。抗体依存性細胞傷害作用。ADCC活性や抗体依存性細胞傷害活性とも。
B細胞において抗体のクラススイッチを促進し、微生物感染から生体を防御する役割を持つ遺伝子。
シチジンの脱アミノ化を触媒する酵素。この酵素を発現する遺伝子は免疫グロブリンのクラススイッチに関わるため、その機能を阻害するとマウスのB細胞ではIgMしか作られなくなることが確認されている。
抗好中球細胞質抗体を参照。
好中球の細胞質にあるMPO/PR3に対する自己抗体(抗好中球細胞質抗体)によって血管に炎症を生じる自己免疫疾患。国内における患者数は約1万人。60~70代に多い。
B1細胞の一種。新生児期の脳の表面に存在し、自然抗体を産生してオリゴデンドロサイトの成熟を促進していることが報告されている。
B細胞の一種。CD5を発現しておりCD5陽性B細胞とも呼ばれる。主に自然免疫に関与し、自然抗体の産生を行う。
リンパ組織で高い発現が確認されている転写因子のひとつ。
ヘミデスモソームに存在する膜貫通型タンパク質。ヒトにおいては155kDaのⅡ型一回膜貫通型タンパク質。類天疱瘡の原因となる自己抗体のひとつ。ⅩⅦ型コラーゲンα1(COL17A1)やBPAG2とも。
2つの異なる抗原結合部位を持ち、2種類の抗原に結合できるように人工的に作られた抗体。二重特異性抗体とも。
リンパ球のひとつ。Bリンパ球とも呼ばれる。骨髄(bone marrow)から生産されるためその名が付けられた。鶏ではファブリキウス嚢という部位で作られる細胞(bursa)がB細胞を生成するため、その頭文字を取っているともされる。
B細胞の細胞膜表面に発現する受容体。1個のB細胞の表面に50000個以上存在する。B細胞受容体やB細胞レセプター、SIG抗体とも呼ばれる。
C-マンノシル化とは、タンパク質のアミノ酸残基に対して糖鎖であるマンノースが炭素-炭素結合を介して直接共有結合する、特殊な翻訳後修飾の1つである。
C1を構成する成分のひとつ。補体の古典経路の開始に重要。
C3転換酵素(C3bBb、C3bBbP)に対するIgG分画の自己抗体。
膵臓がんや胆管がん、胆嚢がん、胃がん、大腸がんなどの腫瘍マーカー。
キメラ抗原受容体。抗体の遺伝子と、T細胞抗原受容体の遺伝子を組み合わせて作られた人工の抗原受容体。
ケモカイン受容体のひとつ。CCケモカイン受容体4。
細胞外領域にフィブロネクチン様ドメインと糖鎖に富む領域を持つ受容体型チロシンホスファターゼ。リンパ球の表面に存在する分子で、抗原受容体を介するシグナル伝達において重要。
免疫細胞と男性(雄)の生殖組織に発現するGPI結合型糖タンパク質(GPIアンカー型タンパク質)。不妊の原因となる抗原となる場合がある。
抗体が補体と結合することにより標的細胞を傷害する作用。補体依存性細胞傷害作用。CDC活性(補体依存性細胞傷害活性)とも。
白血球分化抗原に対するモノクローナル抗体の反応特異性に基づく分類。HCDM(Human Cell Differentiation Molecules、旧名HLDA)により国際的に統一されている。
Fc領域を構成するドメインのひとつ。
CH3ドメインとは、免疫グロブリンの重鎖にある定常領域を構成するドメインの一つである。
CSF-1とは、日本語でコロニー刺激因子-1とも呼ばれ、マクロファージやその前駆細胞の増殖、分化、生存を調節する重要なサイトカイン(造血因子)の一種である。 CSF-1はマクロファージコロニー刺激因子(M-CSF)とも称され、単球系細胞の受容体であるCSF-1Rに結合することで、その生理活性を発揮する。
コリントランスポーター様タンパク質のひとつ。主に舌や筋肉、腎臓、心臓、肺などに発現する。
T細胞の細胞表面に存在し、その機能の抑制に関わる受容体。免疫チェックポイントのひとつ。
最も慢性肝炎へ移行しやすいウイルス性肝炎。C型肝炎ウイルスの感染による肝炎。血液を介して感染する。肝がんの原因のの70~80%を占める。
抗体のV領域以外の部分。ほとんどの抗体で同じアミノ酸配列を持つ領域。免疫グロブリンのY字の軸部分と腕の下半分(全体の下側の4分の3)。定常領域とも呼ばれる。
皮膚の表皮細胞間の接着に関わるデスモグレイン。主に口腔や食道などの粘膜、皮膚などに存在する。
Rh血液型を代表する抗体。
d抗原とは、ヒトの赤血球表面に存在するRh血液型系における主要な抗原の一つであり、歴史的にはRh因子の陰性を決定づける重要な指標として研究されてきた概念である。
免疫学的測定法のひとつ。酵素免疫定量法とも。
EPHA2とは、受容体型チロシンキナーゼのエフリン受容体ファミリーに属するタンパク質であり、ヒトではEPHA2遺伝子にコードされている分子である。
分泌タンパク質の品質を監視するシャペロンタンパク質。小胞体に存在し、酸化還元により活性制御を受ける。
e抗原とは、B型肝炎ウイルス(HBV)の感染時に産生されるタンパク質の一種であり、ウイルスのコア抗原(HBcAg)の一部がプロテアーゼによって切断され、血液中へ遊離したものである。 B型肝炎の病態把握や治療方針の決定において、極めて重要な血清マーカーとして臨床現場で広く測定されている。
抗体(IgAおよびIgM)に対するFc受容体。腎臓や腸管のパネート細胞、免疫細胞に発現する。抗体産生を制御することが示唆されている。
免疫細胞に発現する、抗体のFc領域と結合する受容体。Fcレセプターとも呼ばれる。
抗体の一部分。L鎖と結合せずH鎖同士結合している部分(抗体のY字の棒の部分)。免疫細胞のFc受容体に結合する。
Fra-a1とは、主としてマメ科の植物であるラッカセイ(落花生)に含まれる主要なアレルゲン蛋白質であり、アナフィラキシーを含む重篤な食物アレルギーを引き起こす原因物質の一つとして知られている。
グルタミン酸デカルボキシラーゼのひとつ。
一次構造においてL-フィコリンと49%の相同性を持つフィコリン。全身性エリテマトーデス患者に現れる自己抗体の抗原として発見された。
H2N2とは、A型インフルエンザウイルスのサブタイプの一つであり、赤血球凝集素(HA)が2型、ノイラミニダーゼ(NA)が2型であるウイルス株を指す。 A型インフルエンザウイルスは、表面抗原であるHAとNAの組み合わせによっていくつかのサブタイプに分類されており、H2N2はその一つとして位置づけられている。
HBc抗原に対する抗体。HBc抗体の高力価陽性は感染が6ヶ月以上前であることを意味する。
HBe抗原に対する抗体。
B型肝炎ウイルスの増殖が盛んな時期に感染者の血液中に現れる抗原(可溶性のタンパク質)。
B型肝炎ウイルスのエンベロープの表面に存在し、その感染によって血液中に現れる抗原。HBs抗原が陽性かどうかを調べることで、B型肝炎ウイルスに感染しているかを確認できる。
ヒトのMHCのこと。T細胞の抗原認識に関わる。詳細はMHCのクラスを参照。